背景、夏に溺れる

投稿日:2013/08/21 12:50:28 | 文字数:440文字 | 閲覧数:9,154 | カテゴリ:歌詞

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歌詞です

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TEXT
 

愛想がつきたようなんだ 僕に
廃頽十九の傘に灯がついてる 今日も

十二時過ぎのアスファルトに
落ちた君の 小さな命の重ね火を そっと


雨が途切れたら朝に藍がかかる
蛍光色の羽と濡れた君の手に縋った


夏蝉 空の果て
褪せた唄は耳に溶けたまま

君の声が響く 夏の隅を
街に泳ぐさかなのように


エンドロールにしがみついてる 今日も
一人何かにすがって息をする 明日も

誰かの声が重なっても僕ら
席を立つことも忘れてしまってるようで


夏の花束は風鈴の影に
水に溺れてる君の言葉が歪むんだって


夕凪の片隅
君の影は空に揺れたまま

空蝉の形を傘の下に
いつか消えた蝉時雨と


カラスが鳴くからうちに帰ろう
陽の落ちる街にさざめいた夕焼けに泣かないように


蛍火 空の暮れ
夏が終わる 君の声がただ

少しかすれてゆく 薄れてゆく
茜を背に


夕闇 空の果て
褪せた夢は君を染めて 

今蝉の唄が止まる かすれたまま
カラスの鳴く鳥居の下

君が笑う 夏の隅で

ナブナです。曲作ってます。ニコニコ動画に投稿した分はこちらです→http://www.nicovideo.jp/mylist/30722660

 twitter→@nabuna2 

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    2015/06/09 15:06:29 From  TAKUTO

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