一年 君のそば 一人笑う僕
遠く離れた 駅の下
百年先までも 想い変わらずと 
くるくる廻る 汽車の狭間の先を


三年前 息も掻き消す蒸気に 
からから伸ばす 赤の手紙
連れ立って旅立つ 僕の心には 
帰ると決めた君への誓いだけを


まだこんな唄を歌ってみても
届くことは無いと知ってるのさ
ただ色褪せた君の思い出話に 
後悔 相対 次の駅


いらない 知らない そんな言葉に
揺らめいた僕を笑っておくれ
消えない 見えない 君の笑顔を
探す心 埋めきれず飲み込むだけ


ある年 積み上げた想いを片手に 
とんと降り立つ故郷駅
当然 僕を待つ人もいないまま 
くるくる廻る 汽車の悲鳴の先を


まだ心奥を探ってみても 
変わらずに脈打つ君への想い
ただ意味も無い僕の独りよがりだと 
暗転 閉ざす 僕の心


逃げない 負けない そんな気持ちも
揺らめいた僕を笑ってみせて
消えない 癒えない 弱い心を
捨てることも 埋めることも出来ないで


幾年 汽車に乗り 君を探しては 
今日も今日とて日が暮れて
揺らめいた二人の記憶 
足早に 横切る煙突の狭間を


そしてある冬のこと その日も僕は
ふらふら一人 空を眺め
ふと手を掴まれた 振り返る先に 
相対 落涙 君の声


解けない 知らないこんな気持ちも
揺らめいて滲む君の姿も
消えない 見えない 思い出灯篭
君は僕を 僕を


いらない 知らない そんな言葉に
揺らめいた僕を笑っておくれ
消えない 揺れない 君の笑顔を
祈る心 いつまでも君のそばで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

サヨナラロックバレット

歌詞です。http://piapro.jp/t/oxT6 または
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17213471 で聞けます。

閲覧数:2,746

投稿日:2012/04/15 15:22:34

文字数:662文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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