絵文字なし一言メールはいつものこと
当たり前だったからこそ
解っちゃったんだ

おざなりに撫でる手つき
気だるそうな笑い方
1つ1つが私に送られたサイン

自分の気持ちに気付いた時
自分が吐いた嘘を
嘘だと私が気付いていた事
君は知っていた-かな?

「サヨナラフラグガ立チマシタ」
そう機会音声が伝える
既読 微笑んだまま放置
ありきたりシナリオは好きじゃない
未読 知らないフリで過ごす
そう 全ては生温い幸せの為


「最低だ」つて罵ってもいいよ
あんなに俺の事好きだったくせに

ゴメンて言わなきゃいけないのは
どっちの方なんだろうね?

不覚 会いたくなる 顔が見たくなる
だから夢にまで現れて来ないで
理不尽で我儘な癖は治ってないよ

お互いがお互いのこと
解ってたつもりで解ってなかった
一言一言がどれだけ傷付けた?
今更 もう分かんないね

「シツレンフラグガ立チマシタ」
この恋が始まった時から
酷く歪んだままの笑顔
泣き笑い 取り返しつかない
過去は幻の様に触れられなくて
もう君は戻ってくることはないから


君の吐く台詞全てが
感情が偽りと疑ったその日から
愛情よりも罪悪感
幸福よりも失望感
一緒にいるだけで苦しかったんでしょ?

「死亡フラグガ立チマシタ」
一切の憂いを忘れましょう
既読 返信 敬礼 「了解w」
愛されたい 憐れなセンチメンタル
孤独 冷たい部屋で眠る
ああ、明日は想い出を処分しようか


-できるはずなくて グズグズ生きて
相変わらず酷い顔で見上げた光

…「救済フラグが立ちました」…

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サヨナラ×フラグ

閲覧数:37

投稿日:2015/03/15 16:45:44

文字数:668文字

カテゴリ:歌詞

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