どこを探しても求めてもセミの抜け殻
出ない、まだ出ない……どこにあるのか

この夏の思い出ひとつ
どこかに落としたみたい
僕の心ひとつ空いた
その隙間埋めるもの

島を騒がしくする
そこら中で鳴くセミ共
君たちが蛹を捨てて
捨てていった抜け殻を

朝も昼も夜も島中走り回ってさ
たった10ベルの売値でも
思い出はプライスレス

だけどいつまでも抜け殻は
出ないままで
みんなが持ってても
僕一人、虫あみもって……

打ち上がる花火が綺麗
みんなが空見てるとき
僕一人、木の陰見てる
「ぼくのなつのおもいで」

だけどセミの抜け殻
出ないまま9月が来て
もう出ない……セミの抜け殻
空白の夏の影

どこを探しても、もう出ない
セミの抜け殻
あの日、探してた
空白の図鑑のページ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

セミの抜け殻が見つからない

某ゲームの夏を懐かしむ歌です。

閲覧数:944

投稿日:2020/09/03 20:10:57

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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