いかれたお茶会
狂ったホスト

壊れかけた茶器
焦げたお菓子で

お話するのは
おかしな客人

さぁ
今日はどんな話をしようか?



そこへ通りかかった
一人の少女

面白そうなお茶会に
木陰隠れて聞き耳立てるけど


『隣の世界では白雪姫が小人を殺してしまったそうだ』
『その隣の世界ではシンデレラが実父と禁忌を犯した』


げらげらと笑う声が
彼女達を罵る



少女は聞くに耐えなくなって
そこから逃げ出した

だけど


『おや可愛いお嬢さん。そんなに急いでどちらへ?』


ウサギの耳に片眼鏡
怖い笑顔で金時計を持つ青年がそこに


『まだお茶会は終わってないよ』


始まったばかりのお茶会
少女はもう逃げられない


『ようこそ、お嬢さん』

シルクハット目深にかぶり
紳士が席を勧める

『面白い話をしよう』

尖った耳したネズミの少年
眠そうに口だけで笑った


沢山のお話
少女の心を汚してく

一つ終わるたびに
少女は世界から光を失った


気付けば空は真っ黒になり
どこかで鐘の音が聞こえる
それは長い悪夢の終わりの合図?

いいえ違うわ
これは新しい悪夢の始まり


だってお茶会は終わって
晩餐会が始まるから


『さあお嬢さん。テーブルへ』


疲れた私にウサギの青年が言うの


椅子が無いわ
だけど彼らの手にはナイフとフォーク
私の分はない?


ウサギの青年は再度告げた


『さあお嬢さん。テーブルの上へ』



私はもう帰れない…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Un parti du th`e noir

タイトルの意味はフランス語で「黒いお茶会」です。
「e」のアクセント付けられなくてちょっとおかしな感じです。

少々過激表現もありますので、解釈には十分ご注意を…。

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閲覧数:268

投稿日:2009/08/17 21:04:18

文字数:636文字

カテゴリ:歌詞

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