木の葉の雨
白衣の稚児
天冠を結う
紅葉の指

「いない」 どこへ 消え たの
「いない」 どこへ 帰依 した
白衣 残され また
草履が 片方 梢に 揺れる 夕凪

麒麟の背に乗って
月の比良坂往く
銭が水面に落ち
はしゃぐ鯉の老婆

牛頭鬼の仰ぎ見る
野相狂の井戸が
野辺の送りを唄う
さあさあ皆さん拝みましょ


黒衣の鳥
樒に停む
彼岸の花
折り取る指

未練 合掌 黙祷 呪言
読経 合掌 黙祷 嗚咽
千の 香が 煙 引いて
数珠玉 千切れて 転がる 比良坂 あの子は

光る御影石を
嬰児の臍の緒で
塗り替えんがために
伊賦夜坂 下る

伊舎那が背凭れる
桃源郷の千引岩
卒塔婆重ね積んで
さあさあ皆さん送りましょ


虚ろに燃え尽きた九輪の死骸
天地に別れ得たシナプスの影
地蔵が護り見る六道の旅路
時の大河がまた海馬に氾濫

黒い雨が降った闇夜の正午
焼き付く遺影にまた花火の粉爆ぜる
懸命に墓掘り背後は暗く
手を引く稀人に風が云う 見ないで


後ろを (愛し子を) 振り返る



髪を振り乱した
葡萄の蔓が切れ
星月夜に追われて
竹林騒ぐ

懐かしい呼び声
空の彼方へ消え
麒麟の背で稚児は
桃を食み眠りゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

彼岸の花

レイターPの曲があまりにかっこよかったので歌詞を考えてみた。
     →http://piapro.jp/content/8gnotwse5fc6dgug

読み http://homepage2.nifty.com/kuroyaji/higan-yomi.txt

用語や意図や意味は上urlの末尾の「higan-yomi.txt」を「higan-imi.txt」に変えた場所にて。

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閲覧数:213

投稿日:2009/10/27 10:10:25

文字数:516文字

カテゴリ:歌詞

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