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よるのこえ
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雨の匂いに 朽ちた花の詩を聴け
表土を潤す 虹の所以 海渡り
驟雨の涙を 岩に生す苔が吸い
飛び立つ蜉蝣 快哉の夕焼け
黙した命を孕んで来る薫風
失意に濡れた旗を翻す
夏の夜は 百雷万鼓
君もさあ 土より出よ
光る陽炎に 忘却からの夢が咲き
肌灼く陽射しは 五百秒の 宙航り...夏鬼遊行
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夏鬼遊行
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君の声が肌に響き体に満ちた
そのとき僕は希望なんて無くて
痛み 焦り 悔し涙 血潮の熱さ
儚い絆にしがみついていたくて
どうしようもないほど
遠くで君は輝いて
朝も 昼も 夜も 靴を忘れて駆けた
君と同じフィールドに立っていたくて
近付くほど届かない
君は疾すぎる!...未知の海
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未知の海
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氷柱の先から
落ちた雫の中
虹の欠片 くるり煌めいた
キミを追いかけて
登った丘の上
澄んだ空気 光の粒満ち
遠く沈む町並
傾いた華奢な木の上
雪降らせて 笑い転げる
はしゃぎすぎだよ ねえ...冬の歌声
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黒猩々と チンパンジー中
ざわめきの目処と 孤島クッキーさ
サイキック男 トドメの決め技
宇宙人パンチ 登場諸録
逃避行 飛行棟から
超特急 直球 超☆キュート
急上昇 九勝 掌上
等圧線 書いた
嘘くさい錯綜
体関節 アウト...サカサマ に応募中
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瞼を透けて 赤の熱
クジラの囁き響いて 消える
ゆらめきとまどろみの狭間
涙 溶け 遠く 満ちた
雨よりも そう 切実に
たなびいてく 潮
こぼれ落ちてく胸の砂は ふわりと
夏の日に あぁ 抜け落ちた声
水面を往く 高潔な輝きと
影も無い兎...海中をイメージした応募中の歌詞
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厳重な 砦越え
隔壁に 沈黙を
クリプトグラフィーか
ステガノグラフィーか
届け声 波に乗り
屋台骨 腐蝕せよ
サイファー
サイレン
サイクル
フーリエ...coup by cipher
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仔猫のにゃあと
大猫みい
意地悪文太
始めましょう
三匹の お話
ちょっと 舐めてみても いいかな? だめかな?
なんか いい匂いが してくるよ
尻尾 引っぱらないで 怒るよ 何だよ?
にゃんだ 変な物が 付いてるよ!
ヒゲにかけて 犯人は...テクノ系のキュートな歌詞を応募中
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塞がれた街の底で
私を思い出せ You
過ちの聖地へと
座標の無い地図から
どんなに時が過ぎても
変わらぬ想い
巡礼者はキミを呼ぶ
星 見上げて
ancient flower それは
黒い羽根を持ち...ancient flower
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冷えた 午後の 図書館で待つ
感情は埃を被り
過ぎた 時の 面影がただ
床に降り積もってく
指先に残された
感傷が痛い
痺れるほど確かな
温もりの欠片
感情を伴わないキスをください
ずっと忘れないでいる...Midnight Soul Kiss(仮)に応募していた歌詞
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夜明け前の色は
祝福の藍色
エンジンの鼓動が
空を赤く染める
捨てきれない夢と
出遅れたこの道
削られた命が
翼得て微笑む
※
まだこの場所(バショ)で...疾走感ある曲に応募した歌詞
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木の葉の雨
白衣の稚児
天冠を結う
紅葉の指
「いない」 どこへ 消え たの
「いない」 どこへ 帰依 した
白衣 残され また
草履が 片方 梢に 揺れる 夕凪
麒麟の背に乗って
月の比良坂往く...彼岸の花
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ロストガーデン
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豆腐を 食べたのは 誰だ
嗚呼 あれは オレのもの なの
豆腐を 食べたのは 誰だ
嗚呼 あれは おれのもの なのに
もう 怒ったぞ もう 許さない から
二度と 二度と 分けて やらん
汚れた心で
オレの純白を
汚す馬鹿者は
もう裏漉してやるよ...歌詞応募 とうふをよくも(仮)