昨日の夜眠りこけながら
描いた笑顔のどこかの誰は
朝、目が覚めると何故か
涙を流してそうで

いつの間にか言えなくなった
「嫌だ」の我侭は
頭のいい大人の僕が
檻の中に閉じ込めたみたいだ

首がなかなか縦にしか動かず
逃げ道の存在を忘れ
パンクしそうな心をねじ伏せて
目を瞑る

いつか大人になった感情に
今の僕は攫われるのだろう
少しの妥協が責任になり
押し潰されて
消えていくのだろう


あれもこれもどれもそれだって
輝いていた筈なのに
霞んで見えにくいのは
私の目に映ったからか

いつの間にか言えなくなった
「遊ぼう」の安らぎは
頭のいい大人の私に
リセットされてなくなってしまった

持ち合わせた好奇心の欠片が
底を尽きたのは遠い昔
この笑顔だって嘘じゃないけれども
戻りたいな

いつか大人になった感情に
今の私は縛られるのだろう
少しのつもりが問題になり
押し潰されて
消えていくのだろう

そうさ
僕ら 私達 目に見える形で
傷つけたくもない自分の事
自虐思考満載で
殺しにやってくるから

そうさ
僕ら 私達 目に見えぬ形で
傷つけにやってくる奴らへと
ただの「お休み」をあげて
一緒に静かな夜を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

お子様専用心機関

みんないわゆる「大人」になるにつれ、昔はあんなに簡単に言えた「嫌だ」も、思わず呑み込んで我慢しちゃいますよね…

もっと気楽に考えられる人だったらこんなに苦しくないのかな…とか思っちゃうわけですよ。

みなさん、とりあえず一休みして自分と話してみましょうか

閲覧数:146

投稿日:2015/06/08 17:32:05

文字数:510文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました