グリムで知った 煌めきを
みんな欲しがっては
空の碧 昔の噺
それは奇跡に似てる
もしこの冷たい日常
慣れたんだっていうなら
言葉を無くして 優しいあなたの
ただ側にいたいよ
差し出して 願う 錆びた僕の躯
現世(いま)を生きている
あなたじゃないと哀しい
傷ついた 声を 拾い繋ぎたい
叫び散らかし 諦めたくない
愛のせいにして
自己満足とか
偽善者になるだけで
救えるなら 容易いのに
“ぜんぶ消えてなくなれ” と
叫ぶあなたはきっと
知らないところで泣くね
強がっては笑ってみせる
叶えて 答えて 独裁者よ
僕じゃ代償にすらなれない
なんてちっぽけなんだろう
ずっと変わらずあなたの
当然を願ってるだけだ
もしこの苦しい
運命(さだめ)背負ったなら
正義は無くして
黙らせるよ
心がいくつもあって
喜怒哀楽じゃ狭い
幻想(ゆめ)を底に沈めてる
不安も煮詰め
甘いジャムにして
食べられたい
あなたの胎内(なか)
グリムで知った 煌めきはもう
呼吸(いき)が絶えてからだという
だからその前にあなたに
灯そう 愛のせいにして
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