『鈴風』

作詞作曲:さのん
アレンジ:かげ


夏の緩やかな風に
誘われて待ち合わせしたの
遅刻した君の 浴衣姿
とても綺麗で 目をそらした


座りこんでふてくされたフリ
『またせてごめんね。』と頬に手が…。
むくれた顔でそっと見上げたら 
夏空を染める 君の立ち姿


香る二人の距離が ざわめき
歩道のランプに照らされて歩く
もう二度来ない この年の夏を
大事な君と二人で 過ごせればいい






揺れる 二人の手の指が
かすれるたび顔が火照る
信号 待ちでバレないように
君を見てみると目をそらした。


遠くに見える屋台の匂い
隣で君の虫の音がなる 
恥ずかしそうに早歩きする
君の足音が胸に突き刺さる


二人で一つのかき氷
淡く溶けだして道に跡つける
もし二人迷い 立ち止まったときは
振り返りこの跡を たどればいい





夜はふけて二人だけ 目も合わせられず
ベンチの隅と隅で
互いに互い気にしてる



香る二人の距離が ざわめき
「嫌い…」と 嘘つき喧嘩もしたけど
その時をいつか 二人屋根の下
おもいだしてわらいたい



恋風吹く夏の物語
二人で一緒に描いていきたい
アルバムに残る 夏の声聞いて
またこの場所を二人であるければいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『鈴風』 歌詞

閲覧数:204

投稿日:2012/07/02 01:51:10

文字数:538文字

カテゴリ:歌詞

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