数ある事の1つのうちに
失いかけてしまうその声を
忘れないでいられるようにそっと心ボタン長押しした
雑音まみれだって君のこと探せるよ
何もかも捨てて…
立て掛ける写真のない写真立て
片付かない住処
小さな窓から見えているのは
君のいる美しい世界
何度だって努力もしたし何度も泣きながら帰った
1人でいるのは大嫌いだけど誰の手も掴めずに
どの位こうして立ち止まって突き進み戻ってきたのかな?
君の呼ぶ声で目覚めた朝
眩しい陽射しだって愛しく思えた
たった1人の君のせいで胸が熱い
だけどいつからだろう
そんな生き方に馴染めないと気付いてしまったのは
瞼を閉じても溢れてくる涙さえ
痛みを感じるよ
扉に鍵をして荊で囲って暗闇に浸る
夢を長く見ていたせいだって
そう君がいないことも
弱さという強みで息をしたい
今は誰も居なくとも
君はもう居なくとも…
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