生まれたての言葉 色も形もなく
今に壊れそうで それを瓶に詰める
まだ空っぽな海に 流れる言葉ひとつ
一人きりの星に 言葉は流れてく
波に飲まれながら 色を変えて揺れる
ここから離れて行き 誰かへ近づいてく
この言葉は流れて どこかに行き着くでしょう
それが君だったなら 嬉しいよ ねえ
瓶詰めの言葉は広がっていく 星の海そのままに
いつか誰かに届けと 揺れながら進む
星の数を数え 少し前に進めば
ふたご座の辺りで 先の長さを知る
言葉はとけ出して 私は溺れてく
小さな瓶詰の 大きな海に沈む
波に削られながら 何かを怖がってる
私たちは流れて どこかに行き着けるの?
揺れる景色だまされ 苦しいよ ねえ
大切な言葉を失いながら その意味を忘れてく
傷一つない心は 私を沈めるから
心を置き去りに私は進む 星の灯台も消えて
止まることだけ恐れて 船酔いに揺れる
空は回り 星は落ちる 止まり方も知らずに
ここ以外のどこかを夢見て
船酔いと正夢と 潮騒のはざまを揺れて進む
星まで飲み込んだ私の言葉 たどり着いた星の巣
私の放つ言葉は 全てを包むメロディ
虹色に輝く 言葉はあふれ もう君も聴こえるでしょう?
今吹く風に帆を張り 終わりのない星の海を
つたなく気まぐれな波と どこまでも進む
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