将来の夢は何だったかな
確か 子供がよく抱く夢だ
陳腐で些細で けれど壮大だった
今じゃ そんな気がするよ

皆と同じように生きてきたけど
大人になって それがダメだと気付かされたんだ

将来の夢は いつの間にか
「成れないモノ」だと知った
「陳腐で些細」 だからこそ
成れなかったのかな

子供の頃見えた「大人」は
確か 自由に見えた ハズだった
窮屈で怠惰で そして虚無なんだ
今じゃ そんな気がするよ

流されるままに生きてきたけど
大人に成って それが「ダメ」たとわかったんだ

大人になって抱いた夢は
「ただの理想」でしかなかった
「窮屈で怠惰」だからこそ
何も得られなかった

何度も何度も 死にたくなったし
何度も何度も 昔を思い出すんだ
今でもずっと 探し続けている
自分しか成れない「何か」を

陳腐で些細なモノかもしれない
傲慢で自己満なモノかもしれない
誰かに否定されたって構わない
僕が「成りたいモノ」は

「君のために自分を捧げたかった」

君を守れたら 君を笑顔にできたら
君に何もかもを 命でさえも
どうなろうと構わないさ
君を愛していた それだけは確かだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

成りたかったモノ

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投稿日:2019/02/22 02:31:39

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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