教会の鐘が鳴る朝よ
首から下げたネックレスが
音も立てずに落ちて割れる
鳥たちが一斉に羽ばたく

光を反射するカケラに
優しく触れた

こはくのなか 覗けば
金色の世界
きみの声が 聞こえた気がした 
気がしたんだ
こはくのなか 覗けば
金色の世界
ここじゃないどこかへと
連れて行ってくれよ


終わりの時を惜しむ青
日の落ちる空をみている
自由気ままな野良猫は
足早に路地裏へ抜けた

夢を映し出したカケラに
優しく触れてみたの

こはくのなか 覗けば
金色の世界
きみの声が 聞こえた気がした 
気がしたんだ
こはくのなか 覗けば
金色の世界
傷ついた表面に
嘘を描いていた

元には戻せない
まだまとまらない心
完全じゃなくていい
ひとかけら拾って
ポケットに閉まった


気づいたの
戻ることはできなくても
修復不可能な思い出が
今も形を変えず
わたしの中に残っている
ああ、こはくの街よ!

残りは置いていくよ
ここに来るたびに思い出せるように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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こはくのなか (lyric)

「こはくのなか」
作詞・作曲:ねんね
編曲:ichica

閲覧数:33

投稿日:2022/06/16 20:17:02

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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