森が見えて 空は塞がれた
災害情報 そこを僕は知っている
最後の空は赤色の……
あなたのシャツ
世界の詩
爪を削ぎピストル握る
この世で一番醜い獣
あなたを助けるための
世界の様な気がするから
あなたは切れた唇を
夕陽の消えたシャツで拭った
汚れたなら棄ててしまえ
次は剥がしてやろうと思った
るるるる るるるる
るるる るるらら
歌ってくれるかい 白を白と呼べる歌
彼らだけを生かす魔法さ
やっと作れたのさ 温かい隅の歌
最後のビスケットと
嘘吐いて分け合った
毒入りの約束は無しにした
滑らかな心で二人だけ
空を見上げるつもりはなかった
所詮愛の意味など
光の下でしか伝わらない
この夜が明けるなんて
思いたくもなかった
嘘だったこの名前も
本当になっていた
君の最後の瞬きで
冬の香り思い出した
るらら るるる ららるら
ずっと触れていたい まさぐって蕩けあう
獣のまま 生きて来たあなたの
握り拳をほどいてやる
恐れてたことはもう元に戻ったから
すべてを信じると誓うから
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