「笑顔表現」



ぼくは　笑えない
どんなにうれしくても。
キミは　楽しそうに笑うね
こんなぼくの頭をなでながら


キミはぼくの　大切な人
ぼくはキミの　大切な人
キミは笑い　ぼくは笑わない
真逆の二人がなぜ？

キミはぼくに　こう言うよ
「きみといるだけでうれしいよ。」
ぼくはきみに　こう言うよ
「ぼくも嬉しいよ」


周り　視線　見つめる　ぼくら
キミは　笑う　「心配ないよ」
ぼくは　頷く　キミを見つめて
「ありがとう　わかってるよ」


ぼくは　笑えない
笑いたいのに　なぜか笑顔が出ない
キミは　笑える
ぼくを見つめて「ダイスキダヨ」
と言いながら



月日がたち　キミは変わる
ぼくからなぜか離れてく
手の甲に落ちたシズク
この気持ちはなんだろ？


夢を　みたよ　キミが　いない
世界　わらう　「シンパイナイヨ」
ぼくは　震え　うずくまり
大声で叫んだよ
「わかっている」


僕は　泣いている
笑えないのに　なぜか泣いている
世界は　笑って
ぼくを見る「だいすきだよ」
と言いながら



そんなの　いやだ　ぼくは　
キミが　一番　好きで　大好きで
キミが　頭を　なでない　日は
とても　悲しく　「泣いていた」


ぼくは　わらう　ぼくは　わらう
シズクをこらえながらも　ほら
ちゃんと笑うよ　だから　ねぇ
「ぼくを　おいて　いかないで」


キミは　嬉しそうに笑い
「やっと、笑顔を見せてくれたね」
ぼくは　頷く
「君の前だけなら笑ってあげるから」