海の底に眠っている
人魚たちの住む楽園
珊瑚岬　くらげの傘
泡みたいに溶けて

だけど秘密よ
なんて人魚は笑う
あなたもいつか魚に
生まれて甘く誘われる
月の道標に

夜の海を照らすよな
歌声が私を呼ぶ
光る波を抱いて
瑠璃色の人魚になる

海の底に眠っている
人魚たちの住む楽園
渚クジラ　貝の指輪
泡みたいに溶けた

だけど秘密よ
なんて彼女は笑う
守れたときは歌って
あなたを深くいざなうわ
月の道標に

青く海を染めるよな
歌声が私を呼ぶ
心藍に染めて
瑠璃色の人魚になる

冷えた海をあやすよな
歌声が私を呼ぶ
涙真珠にかえ
瑠璃色の人魚になる

遠い海をかけるよな
歌声が私を呼ぶ
終わる恋を忘れ
瑠璃色の人魚になる





うみのそこに　ねむうーている
にん[ぎょ]たちのすーむ　ら　く　[えん]
さんごみさき　くらげーのかさ
あわみたいに　とけて

だけど　ひみつよ　
なんて　にん[ぎょ]は　わらう
あなたも　いつか　さかなに
うまれて　あまく　さーそわーれる
つきのみちしるべに

よるのうーみを　てらすーよな
うたごーえが　わたし　をよぶ
ひーかる　なみを　だーいて
るりいろのにん[ぎょ]になる

うみのそこに　ねむうーている
にん[ぎょ]たちのすーむ　ら　く　[えん]
なぎさくじら　かいのーゆびわ
あわみたいに　とけた

だけどひみつよ
なんて　かのじょは　わらう
まもれた　ときは　うたあーて
あなたを　ふかく　いざなうわ
つきのみちしるべに

あおくうーみを　そめるーよな
うたごーえが　わたし　をよぶ
こーころ　あいに　そーめて
るりいろのにん[ぎょ]になる

ひえたうーみを　あやすーよな
うたごーえが　わたし　をよぶ
こーころ　あいに　そーめて
るりいろのにん[ぎょ]になる

とおいうーみを　かけるーよな
うたごーえが　わたし　をよぶ
おーわる　こいを　わーすれ
るりいろのにん[ぎょ]になる