喰うか喰われるのかの 瀬戸際にいるあなた
されるがままなのいい気味

あなたを喰らわばもう 骨の髄まででしょう
もったいないから少しずつ

正気ではいられなく なるように、そう仕向けて
仄かにたちのぼらせた 色香の艶(えん)

水中夜花、今宵もなりすましては
手練手管 魅せます
引きずり込んであげましょう、私 水中夜花


微睡む時刻なれば 姿あらわすように
催眠かけて効果あり

平坦をよそおって 会いにくる道すがら
ますます夢見心地になる

夜な夜な支配される 気分はいかがなものか
斯様なところにまでも 足はこんで

水中夜花、今宵もあなたのシンボル
咲いたまま 待ちます
深淵などのぞむところ、私 水中夜花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

水中夜花

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夢と現実の狭間で咲く、妖しくも美しい「夜花」。 誘い、惑わせ、沈める――そんな存在の視点から描いた詞です。

閲覧数:478

投稿日:2025/10/15 21:09:25

文字数:308文字

カテゴリ:歌詞

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