枝の先についたばかりの桜の蕾が
色も咲く前に風で散った
開ききらないまま高所を降りて
僕の手に落ちた
蕾の先が割れて薄紅が見えていた
僕はいろんな想いで前も見えなくなりそうで
君に会えない寂しさが
僕を包んでいって
耐え難い光景に目を塞ぐ
君を見てしまった
こいしくて、こいしくて
涙が出そうだよ
咲かずままでもいい 風に流されて
君の所へ行きたいよ
君に触れたいこの手は
君以外を見ずに
幻の君に届いた指先から
僕を溶かしていった
いとしくて、いとしくて
君を抱きしめたいよ
溢れた涙が君を見えなくして
手の上の蕾に変えた
枝の先に綺麗に咲いた桜の花と
僕の手の上の蕾を並べた
どうしようもなく不格好だったけど
蕾は あれより自由
咲かずままでもいい 風に流されて
君の所へ届けよう
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