■ハーゲンダッツ以下の殺風景
作詞、作曲 背脂部


手紙が届いた
昨日飛び降りた人から
顔も声もわからない
ただのとなりのクラスの男の子

手紙開いてすぐ
目に飛び込んできた言葉
天国(そら)にいる人からの想い

屋上 さびついた手すりから
見えるの 殺風景
無価値な夜景を見ながら
あなたは最期に何を想ったの?


夜に学校忍び込んで
わたし 屋上目指すの
あなたが最期に見た景色
眺めたら何かわかるかも

ついに、目にした風景
だけどなんにも浮かんでこない
寂れた夜景を見てわかった

わたしとあなたは永遠に
悲しいくらい他人なんだ

屋上 さびついた手すりから
見えるの 殺風景
無価値な夜景を見ながら
あなたは最期に何を想ったの?

強風 吹かれながら黒髪
見つめる 殺風景
あなたと同じ場所に立っても
わたしは上手く悲しめない


涙こらえて深呼吸
視線が上がって
空が見えた

屋上 私の頭上には
見える 星空の情景
最期にあなたが見た風景が
こんな景色ならうれしいな

強風 吹かれながらわたし
考える現在系
最期に見たのがこの空だと
自分勝手に願ってる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ハーゲンダッツ以下の殺風景

作詞、作曲 背脂部

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投稿日:2012/02/17 23:31:17

文字数:486文字

カテゴリ:歌詞

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