線を越えるなら、いとも容易く壊れてしまうな。
急き立てては首を締める僻心を浚って。
浚ってしまった。

欲が暴かれないように憧憬を為して、
熱が静かでない夜に舌を出して、
最底辺の道理を弁える。
人にすら成れないような僕だ。

緩やかに燃え尽きてゆく。
きっと言い出せない。このまま最後まで。
願うなら、今だけは君との逢瀬を。
愛した秘密もいつかは灰になる。

現に夢を見る。永遠が欲しくて目を瞑った。
迫り上げては胸を占める今一度に縋って。
縋ってしまった。

細めた瞳の意図が見えなくて。
軽薄な掛け合いに息を呑んで。
最善策が脳裏に焼き付いていたのは、
自分のせいなのか。

虫が這うような悍ましさだけが、
僕を形作っては居ないか。
ばつの悪さも、痛む心も、失くしてしまえたら。

緩やかに燃え尽きてゆく。

緩やかに燃え尽きてゆけ。
きっと、言い出せない言葉は愛の真似。
願うなら、最初から間違えないように。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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エトフェ

閲覧数:56

投稿日:2022/04/22 00:16:27

文字数:408文字

カテゴリ:歌詞

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