雨の音で始まる僕の1日に
君を描いてみたけど
太陽が顔を出す昼時にはもう
弾けて消えてしまうんだ
水たまりに落ちる雨が
僕の名を呼ぶ気がした
雨の音で気づいた時にはもう遅い
ここには君はいないんだと
僕の部屋には未だに
汚れたままの長靴が綺麗に並んである
雨が降っているのに傘をさすのは
損をする気分になる
確かそう言いながら君は笑っていた
僕は笑うふりをしただけ
水たまりを蹴って落ち着く
そんな皮肉なことをした
水たまりに落ちる雨が
僕の名を呼ぶ気がした
雨の音で気づいた時にはもう遅い
ここには君はいないんだと
僕の部屋には未だに
汚れたままの長靴が綺麗に並んである
雨上がりにかかる虹など
大したことではないけれど
あの橋を渡り世界の裏側へ
君に会いに行くと決めた
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