わたへ～

遠い昔交わした約束　胸の真ん中で芽吹いてる
二度と君を放さない　永遠（とわ）を誓うから
歩くことでさえ　おぼつかなかった
僕に手を伸ばした　君との出会い
世界は僕を　憎んでいるんだと
あの日、あの瞬間（とき）まで　思ってたんだ
半分このパン　少し涙味
君のためだけに　僕は生まれた
遠い昔交わした約束...

手の中にあるものが
世界の全てだなんて
俯いたままじゃきっと
わからない事　たくさん
君に逢うまで　私は
見えない腕に　しがみつき
拗ねるばかりだった
ずっと君といたいんだ
知らない場所で　一人ぼっち
そう思ってた　私を...

『迷わずに歩く』　簡単なようで
みんな平気な　フリをして隠しているんだ
教えられる理想と　突き付けられた現実
絶える事無くせめぎ合い　夢に手を伸ばす
この研ぎ澄まされた感性に　心が動かされる
見せかけだけの綺麗な旋律　脱ぎ捨て、僕は次へ行く
蒼い空に浮かぶ　星の数だけの
歌を奏でて　その度に確かめて...

君を見ていると　胸が苦しいよ
なのにこの視線　君から外せない
次第に増えていく　君の事想う時間
知らない気持ちが　生まれたよ
明日また会えるのかな？　嬉しい分だけ寂しくなる
背中を見送る時　君以外はモノクロに変わる
一緒にいるだけで　笑顔になれるよ
どうして君なのか　君ならわかる？
次第に膨らむ　私...

失うものなど　何も無いはずなのに
どうしてこんなにも　怯えてしまうのだろう？
語れば語るほど　ウソに染まっていく
『変わりたい』と願ったのは　ホントウなのに
目に見えない時間（とき）だけが　過ぎていく
このまま忘れ去られるのは　寂し過ぎるよ
冷たく痺れた指先で　光に手を伸ばす
その先にある『何か』を...