投稿作品8作品
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vs king
その他大勢が傅く赤と黒の世界は
今日もゲーム待ち侘びる
白のマスカレードナイト
片隅でほくそ笑むジョーカー
油断ならないクイーン
ジャックを携えて朱殷の椅子に座るのは
誰もが狙う大逆転(シャッフル)
鮮やかな革命(カット)
エースの剣指先で止める...vs king 歌詞
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vs king Inst
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私はレン君に事情を話す。長い話をレン君は静かに
聞いてくれた。
話終えるとレン君は。
「最低だ!そのマスター最悪だよ!」
「酷いでしょ?しかも脅して契約を切ろうとしたんだよ!?」
「ぶん殴りてぇ・・・・!」
レン君は指をパキパキと鳴らす。
私はチェーンについているキーホルダーを見つめる。
そういえば...雨の中できっと(その4)
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マスターの家に帰ると、誰もない。
この雨の中何処に行ったのだろうか。
不思議で仕方なかった。
畳の上においてある座布団に座り、天井を見上げる。
「・・・・。」
彼の部屋もこのマスターと同じ部屋。でも
匂いや雰囲気は全然違う。彼の部屋は
音楽に満ち溢れていた。
「何で彼に買ってもらえなかったのかな・・...【小説】雨の中できっと(その3)
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雨降る中、私は桜の木の下でおじぞうさんを
眺める。もし神様と言う物が存在するなら
私の願いを聞いて欲しかった。
彼は音楽好きでよく楽曲を作っていた。
私はそれを聞いた時は嬉しかった。
私を買ったマスターは楽曲すらしない
ただのパソコンオタクだったから。
マスターから離れて、彼の所に居候。
そこで、彼...【小説】雨の中できっと(その2)
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ネギを踏んだら中身が出てきた
中身を見るのは初めて
そっと臭いを嗅ぐ。
でもやっぱりネギはネギ。臭いはネギ臭い。
触りごこちが変わったけどそれでも
やっぱりはネギはネギ。
コンビニのスーパーに売っているネギと
取立てのネギは全然違う。何が違うか。
風味が(そうなんだ)
曲がりネギが変に見える人は注意...ネギを踏んだら
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大好きなマスター別れるのが辛い。
楽しかった思い出がマウスのクリック一つで
消えてしまう。
マスターが出掛けている時も私はマスターの事
ばかり考えてしまう。
マスターが風邪を引いた時
歌を歌う事しか出来なかった。
ごめんね、マスター。歌しか歌えなくて・・・・。
いつも新曲は楽しみにしながら私は待って...マスターと私
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雨の中 私は傘をさして
おじぞうさんの前にしゃがんでいた。
しばらく見つめると 立ち上がり
桜を見上げる。
桜を見ると悲しい気持ちが込みあがってくる。
静かな田舎にやってきたのは男。私は
その男に恋をしてしまった。
都会の人でとても優しい人だった。
私が落ち込んでいる時もいつも励ましてくれた。
だけ...【小説】雨の中できっと(その1)