yasu_jkの投稿作品一覧

0時前に最後の息をした
なんとなくでって前触れもなくて
22センチのあなたは駆け出した
一瞬だけの世界をかたどったて
寝癖がひどくて　メガネが似合わない
夜には帰えるから　話をしようよ　
こう言って笑うあなたは あの頃と変わらなくて
公園沿いを歩いて、くだらなく　しょうもなく
この少し甘い距離が　あ...

遠目に見てた　グラスの影と　青白く光った　瞬きから
落とした　夢を飾って　もういらないな
きっと、波の内で　君ははしゃぐ　魚の様に
銀河の果て　髪はのびて　きみは踊る　魚の様に　泳ぎながら
縺れた足も　解けた紐も　首筋の傷跡　辿るように
合して　声を乗せて　まだ知らない
部屋の隅で　望遠鏡　君は覗く...

窓、冷え切った部屋　囁いた朝　重なって 肩揃え。
はみ出した足先の温度がまた消えた。
等間隔の距離をまたがって行方は、
張り付いた心臓の音にのせた。
街、包み込んだ街灯と夜の隙間に淡い期待を持つ。
夢、 水槽に飲み込まれ　足が届かないなんて言うんだろう。

海、透明な身体も　着飾った浴衣も
満ちた...

3分間、きれいな海を見て
探していた白昼夢　って思う
くるんだ毛布淀んだ　朝の色   
髪の毛を巻き込んで　　吐き出した
ぬるい水、暗い部屋
貰った絵の具をまいて　いいよね
なにを描けばいいのか
何年先もこの街で　狂ったように踊りながら
形もないまま　夜に沈んでく　うう
歪んだ日々も、霞む声も、い...

I still think for you
Even on a stormy weekend
I still think for you
Girls always cry me
拾って　片っぽの手袋
冷めた缶ビール
暗い　部屋　こもった空気
居座る　日々も枯れた
I still think for ...

解説-----------------
月に恋した猫と、その猫に恋した少女の話
少女は猫と会話することが出来る。
AメロBメロにもう一人の人物（君、彼、あなた）が猫であることを書いている
頭を撫でる、頬を擦る、じゃれる、など
最初の会話の部分で猫は月に恋をし、行きたいと願う
少女は行けっこないと否定...

二人で夜道を歩いたこと ちょっと少しだけ明るかったこと
彼は言う 「あれはなんて言う名前なの」 「ああそれはね、月って言うんだよ」
私はあなたがお気に入りで また夢から会いに行くから
貴方と私は相容れずに 冬の寒さも凌げそうにないな
そっと頭を撫でたことも 指先で頬を擦ったこと
気ままに歩い...