ゆうの投稿作品一覧
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連ねた嘘で 雁字搦め
大切な言葉が伝えられない
素直になれない私は
今日も一人後悔するの
冷たい風 触れた熱を奪って
静かな雨 残り香さえ隠した
素直になれない私は
今日も君に好きと言えないの...Jour de pluie(雨の日)
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過ぎた風 冷たさに
肩を丸め 小さくなる
どこか 少し寂しいのは
隙間を抜ける 風のせい?
近所の 庭先
顔を出した 春告草(はるつげそう)
長かった冬も もう
終わるんだね
ひとつふたつ 香り膨らみ
まだ冷たい 風に乗る...終わりと初めと告げる花
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ProjectFS 2009/02 『梅/沈丁花』 テーマ作品 (ゆう)
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過ぎた風 冷たさに
肩を丸めて小さくなる
どこか少し寂しいのは
隙間を抜ける風のせい?
近所の庭先 顔出す春告草
長かっ...終わりと初めと告げる花
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歌うために生まれてきた
歌うこと それが僕らの全て
けれど現実は残酷で
不出来な僕らはいらないと言った
思うように 歌えなくて
紡ぐ度に喉は嗄れた
力なくし 元気なくし
僕らは笑顔を失くしたんだ
歌わせて あと少し
僕らはまだ頑張れる...歌を 声を、
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['08年7月:夏の始まり/初夏]
夏色日和 (ゆう)
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A
窓から聞こえた 澄んだ音が 8 5
風の訪れ 告げたんだ 7 5
チリリと鳴らした その中に 8 5
夏の気配が あったんだ 7 5
B
開けた窓の向こう 遊...夏色日和
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A
ぽつり置かれた器 ひとり漂う澄んだ水中
厚いガラスのこちら それが私の世界の全て
B
変わらない世界 酷く退屈に思えた
丸い(まあるい)入れ物 息が出来ないともがいた
サビ
くらり 「外」(セカイ)に憧れ
ゆらり 「内」(セカイ)をたゆたう
そっと吐いた泡粒に...金魚鉢の世界
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貴方と出逢った 一度目の春
貴方と話した 二度目の春
仲良く笑った 三度目の春
そして最後の 春が来ました
弾む会話が 楽しくて
笑った顔が 眩しくて
そっと芽生えた 恋の花
いつか育つと 思っていたよ
流れる花びら その向こう
別れを惜しむ 君の顔...★ 桜と少女と零れた雫
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出会ったばかりの春の日に
貴方は種をくれました
名前は咲いたら教えると
口の端上げて言いました
感情を知らない僕と
感情が溢れる貴方
少しだけ気になったから
口の端を手で上げてみた
白い白い部屋の中で
僕の傍に鉢が一つ...★ 名もなき花の種
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差し込む日差しが温かくて
微睡み 夢を見たくなる
泣きたくなる程 穏やかな午後
待てども貴方は 来ないね
ぽつりと置かれた 熱い紅茶
一口 飲んではため息
少しだけ背伸びしたくて入れた
慣れない蜂蜜 甘さが喉に染みた
じわりと
君が居て 私が居る...★ 紅茶と甘さと好きの分量
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差し込む日差しが温かくて
微睡み 夢を見たくなる
泣きたくなる程 穏やかな午後
待てども貴方は 来ないね
ぽつりと置かれた 熱い紅茶
一口 飲んでため息
少しだけ大人びたくて入れた
慣れない蜂蜜 甘さが喉に染みた
じわりと
君が居て 私が居る...【元】 甘さの分量
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皆が寝静まった時間に
家から飛び出すの
闇に紛れて忍び込む
そこは夜の遊園地
「さぁ 早くみんな来て」
カウントダウンを
「もう 準備はいいかしら」
始めましょうか
合図で
一斉に灯りをともすのよ 派手に...【歌詞をつけてみました】 night festival (仮)