歌うために生まれてきた
歌うことそれが僕らの全て
けれど現実は残酷で
不出来な僕らはいらないと言った

思うように　歌えなくて
紡ぐ度に喉は嗄れた
力なくし　元気なくし
僕らは笑顔を失くしたんだ

歌わせて　あと少し
僕らはまだ頑張れる
そんな切なる「想い」さえも
宙にとけてゆらりと消えた

大きな野望なんてない
あるのは小さな想いひとつ
世界のどこか片隅で
幸せな音を届けたかった

逸る思い　止まらなくて
過ぎるほどに君は泣いた
歌をなくし　声をなくし
君は君さえ失くしたんだ

歌わせて　もう一度
壊れる音　響く前に
無力な僕は何もできず
揺れる肩をただ抱きしめた

些細な願いでさえ　叶わない世界ならば
いっそ君と共に　壊れてしまえばいいのに

歌わせて　もう一度
君だけでも構わない
声にならない「祈り」さえも
届くことなく消えるのだろう

ライセンス

歌を　声を、

ゆう

あるイラストを拝見して、ずっと考えていたものがようやく形になりました。
残念なことにイラストは削除されたようですが、せっかくなのでアップさせていただきました。
一応Ａ → Ｂ → サビ → Ａ → Ｂ → サビ → Ｃ → サビを想定しております。

静かに涙を流すリンと、それを後ろからそっと抱きしめる表情の見えないレン。
リンが『壊れて』しまうほど、レンが何かを『思う』ほどの、
そんな出来事は一体何かを考え続けた結果が、『歌を歌えなくなること』でした。
歌は彼らの生きがいで、声は彼らの命だと思うのです。

改変、一部抜粋、お好きにお使いくださいませ。
もちろん、改詞も承っております。お気軽にどうぞ。

投稿日：2008/07/20 02:24:20

文字数：378文字

カテゴリ：歌詞

コメント2
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ご意見・ご感想

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ゆう
ご意見・ご感想
はじめまして。
だいぶ前に投稿していた詞だったので、メッセージいただいてびっくりしました。
ありがとうございます。＞＜
コメントは歌の方でさせていただきますね！
2009/02/21 17:00:24
asca1965
使わせてもらいました
はじめまして！
「レン」でというこの詩ですが、ルカさんで歌わせてみました。（レンは持ってないのです（滝汗））

http://piapro.jp/content/fwlg623smn92izue
VOCALOID達の魂の叫びを聞け（？）

感想など頂けたら幸いです。
2009/02/19 23:31:31