青山ゆっきー

(Aメロ)
満足してもそれも一瞬で
花火のように散って儚くて
助けてくれる君が風ならば
感じることは出来ないのだろう
(Bメロ)
手を伸ばすけど空を切って
見えないはずの何か追い求めて
開けゆくこのドアに自分は
鎖を繋げてしまうのだろう...

作詞師はなんで創作をやっているのか分からなくなる時がある。
自分の書いた詞がなかなか曲にならない人。
何も参加せず、ただ詞を書いている人は特に。
そして軽くスランプ状態に堕ちる。
創作をやめようか本気で悩む。
しかしやめないのだ。
どうしてかは分からないが「もうちょっとだけ・・・。」と思いやめない。...

(Aメロ)
そんなん居たっけ
大変だ！大変か？
混沌な体と身体を
繋ぎ合わせる　「鎖」　途切れた
そんなん知らない
突然だ！突然か？
要らない心技体
施錠している　「鎖」　途切れた
(Bメロ)...

(Aメロ)
緊急事態が発生しました
怪獣が出現しました
こんな時現れる
正義のヒーローさんは...
(Bメロ)
だらだらしている
「今日は行きたくない」
そんな事言ってたら
やばい事になってきた！...

(Aメロ)
終わりの見えない行列
最初に並んだ人
「１週間前から並んでます」
そこまでしてまで欲しいらしい
(Bメロ)
いよいよ発売までカウントダウン
店の人もお客も盛り上がる
売り始めの時間を数える
５４３２１０！...

作詞をする時の単語選びは重要だ。
自分の伝えたい事をどういう風に書き換えるか悩む。
しかし、歌詞を書けば書くほど使える単語は少なくなっていく。
歌詞の中での同じ単語の使いまわしはあまりよろしくない。
なので、日常生活においてかっこいいと思う単語を発見するとそれを使いたくなる。
意味は分からないが。
...

変わらないのが好きだ
そこに美しさを感ずる
無理に変わる事は無い
不変を愛する者達へ
そのままでいて
そこに居てくれ
脳の外側に行かないでくれ
さよならって
言わないで
外壁を越えないでいてくれ...

(サビ)
僕の詞じゃ何も伝わらないから
せめて気持ちだけでも汲み取って
感じてくれればもういいから
心に響いてくれたらいいから
(Aメロ)
どれだけでも叩く音がする
見慣れたこの景色を
何事も無い様に歩く
溶け込んだ自分の体...

(Aメロ)
声が届かない
壁越しでは限界がある
そんな事は分かっていた
長い事居るのだから
(Bメロ)
毎日毎日言葉を使って
色々な事をやってきた
でももう嫌になってきたのか
もう、身は削りたくなかった...

作詞師の詞は完成までの時間の差が激しい。
早い時はすぐ完成するが、遅いときは全然完成しない。
イメージが出来る時と出来ない時があるのだ。
早くに出来る詞は自分が満足出来る詞が出来る。
やっと出来た時の詞は満足出来ない詞が出来る。
殴り書き...というか衝動的に書いた詞の方が良いのだ。
投稿するときの...

(Aメロ)
Aさんは言いました
「止められなかった」と
悔しそうで悲しそうで
そう語っていました
Bさんは言いました
「とても驚いた」と
驚愕して放心して
そう語っていました
Cさんは言いました...

(Aメロ)
永遠の暗がりに　座っていた私に
前を見ることを　教えてくれたヒト
そしたら世界が　違って見えて涙が出て
歩いていこうと心に決めたんだ
(Bメロ)
誰だろう
救ってくれた
私の恩人
(サビ)...

(Aメロ)
客観的な色眼鏡を
つけてしまった生者は
人の目を気にして行動できず
ただもがき苦しむだけ
(Bメロ)
だけどこの色眼鏡の
妖気にやられて手を伸ばす
影が様々居て
トラップだという事も気付かずに...

作詞師の目が光るワードがある。
「歌詞募集」という言葉だ。
このワードを見た瞬間に何が何でも歌詞募集の曲を聴く。
聴いて出来ると思ったら歌詞を考えて募集する。
メッセージの最後に、
是非、検討よろしくお願いします！という言葉と共に。
作詞師にとって歌詞募集の曲というのは受験みたいなものである。
自分...

(サビ)
飛んでみたいあんな所に
こんな幸せが近くにあるなら
手を伸ばすこれで届くんだ
私の宝物見つけた
(Aメロ)
沼から出たきた妖精は
粉を撒きながらこう言った
「これでもう良いんだ」と
跡形もなく消えていった...

(Aメロ)
昔見た光景は
今も頭の中に残っていて
懐かしさを感じる
今日この頃
(Bメロ)
いつも遊んでいたね
あの光景が見える木の下で
君は私をからかって
笑っていましたね...