タグ「社会人コラボ」のついた投稿作品一覧(7)
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軽い音だけの アナタのコトバ
吐き出す傍から ふらふらと
部屋の隅に 転がるばかりで
昨日と何ひとつ 変わらない
爪の先を齧る癖 あたしだって嫌いなの
全部見透かすフリをして 簡単なんて言わないで
欲しがるままに 重ねるカラダ
中身はほとんど 同じ配列で
流れるものまで 同じ色なのに
見つめる先は ...almost same(≒)
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氾濫する 散乱する
心酔のままに 埋もれる
ここは広くて 広過ぎて
あたしはいつも 不安なの
穢れない 矮小な世界[エデン]
テラリウム 早く 閉じ込めて
硝子で包[くる]まれる そこで
あなたがくれる 林檎[アイ]を食べて
息をして 生きるだけの
それだけのものに なりたいの...テラリウム[terrarium]
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明日に見る 夢は 遠く甘く
たまらない熱を思い出す
誰も呼ばないで
誰も起こさないで
ぼくの見る夢を
否定しないで
ぼくのなかで世界が燃える
まるで何も無かったように
求めていた 手に入れたものも
つまらない灰にしてしまう...アイデアル[ideal]
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陰る空が 散りばめる
花散らしの 柔らかな雨
大きくなってゆく 粒に
濡れるアスファルトの匂い
解けてしまいそうな指先
追いかけて繋ぐのは いつも私
さらさらと降る 滴の音
ふたりには少し ちいさな傘
端から落ちて 軌跡が続く
ふたり閉じ込める 雨の檻 ...prisoner
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清かなる蒼[あお]を 従えて
地平まで満ちゆく 黎明
たなびく雲間を 舞い踊る
鳥は広げる羽根を誇るよ(う)に 果てを目指す
遠ざかる影 見送る眼差し
映り込む明日の行方 今はただ祈るだけ
無垢なる瞼伝い 頬を濡らす涙が乾いた地に 弾かれて
たやすく塗り替えられる 運命の音色に 耳を澄ましてた
吹き...儚想歌
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綺麗な理由を 無様に並べて
紡ぐ言い訳が 唇に覗く
軽薄な笑みは 今日も同じで
可笑しくなるぐらい 切ないの
ぎこちないココロに
追いつかないカラダ
探る指に 気付かないふりで
(怖くないよ、大丈夫)
溢れる音から 逃げ出したくて
耳を塞げば 何も聞こえない...何も聞こえない。
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[Aメロ]
堆(うずたか)き葉 絡む枝
注ぐひかり 白と闇
踏み入れよ 其のつま先
迷いたくば 此の深み
[Bメロ]
澄ます耳に 静寂が痛み
奪われた 耳の飾り
滑り込む 甘い吐息
[サビ]...紺碧の森