馬券暦15年
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「あー、まだ読みたいのに…眠くなっちゃった、あッー、もう」君は2分前とは打って変わって物凄く不機嫌な声でぼくを睨みつける。理不尽なことだ。
「し、しょうがないじゃん、もう寝ようよ、寝れば?」ぼくの口からはイマイチ呂律のまわらないイマイチなセリフしか出てこなかった。ダメだなあ。
「あー、もう、いやだな...ノッツさんのつぶやきに反応してみた
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もっちもちもちもっちもち
年に一度の大勝負
今日はめでたいお正月
もちはロシアンルーレット
79ねん生きてきた
わしは絶対大丈夫
窒息音頭でもっちもち
辛い荒波乗り越えた
こんな程度で死にはせん
わしは絶対大丈夫...もちのうた(窒息音頭)
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隊員「たた隊長大変であります、ななな南極が、南極が緑色であります!!」
隊長「ああ、それはそうだろうねえ、それがどうかしましたか?」
隊員「どうかしましたかって…隊長なんですかそのお気楽発言は!不謹慎でありますぞ」
隊長「緑色だからと言って、わたしが何か慌てねばならない様な理由でもあるんですか?ある...ポカポカ
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昔々、あるところに尾羽打ち枯らした中年男がおりました。その男はヨメが欲しくて欲しくて、もう死にそうに切ながって、いろいろと変なものを体中からたれ流しておりましたので、周りの人達に『うぇ~』と言われ続けていました。そんなしょうもない男を哀れんだのか、小汚い中年男にも、親切にしてくれる人が現れたのでした...
怪奇日本昔話
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「ぱとらっしゅ、僕はひどく眠いんだ…」ネロは凍て付く教会の祭壇の前に倒れて、すぐ傍に顔を寄せて蹲っている年老いた飼い犬に夢うつつのような気持ちで話しかけていました。「ごらん、これがルーベンスの絵だよ、僕はこの絵を見られただけで満足なんだ…もう冷たい人たちにはうんざりしたよ。僕は早く眠りたい、このまま...
猟奇世界名作劇場
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今日、私は久しぶりに、東神奈川のホームで降りた。何の当ても無く、私は、携帯を開き、すぐに来てくれそうな男の子は、誰だろうと、アドレス帳を回しながら考えていた。
アドレス帳なのに、住所が、ほとんど書いてない…。
平日の昼間に、暇が有りそうなのは、それは。
「菅沼、かなあ~」私は、つい、独り言を口に...暇つぶし