あわけんPの投稿作品一覧
-
Roads go on, climbing up cracked highway
A distant dream, I also wish today
then, now, "remembrance" stay me many times
but, The times goes on, and I ...Summer of '76
-
生存権 -Right to life-
-
空回りばかりの毎日に
疲れて眠れない夜に
追い立てるような朝の太陽が
また 空を照らしだすから
鏡の前 ただ 立ち尽くす僕の
瞳が訊ねた 明日の行方を
今日も その次の日も 僕は生きる
誰にも奪えない 悲しげな Right to Life
「どこに行くのか」と問いかけられ
答えられないまま僕は泣いて...生存権 -Right to life-
-
ひとつ、渡し船
暮れ方の中 するりと抜ける
何を思うのか
今宵乗せゆく 咎人と影二つ
夜に浮かぶ月を 仰ぎ見上げる ああ
晴れやかな瞳に 映るは何か
ゆらり、ゆらり、 頼りなく漂って
揺らいだ曳舟のように
掠れ声も 静寂(しじま)に溶けてしまう
波風立たぬまま...高瀬舟(歌詞)
-
高瀬舟
-
天壌百花(カラオケ)<再UP>
-
咲けよ山茶花 月夜の跡
ひたむきに咲け 紅い花よ
立てば撫子 雅なれど
大胆不敵 一閃 煌めけば
椿が如く 舞い落ちる
白、黒の夢よ
風の音を 遠く響かせ
彼方へ 届けよう
どこか懐かしい景色の
桜のように...「天壌百花」歌詞
-
天壌百花
-
春を招くようなそよ風
優しく靡いて
温もりに伝う 桜色の予感
木々は 物言わずに芽吹いて
見やる彼方まで
懐かしい季節の 訪れを告げる
夢の淵に咲く花は 赤く煌いて
暁も知らず 眠る私を包む
永き春に咲く花は たおやかに誇る
儚さをその身に潜め はらりと揺れる...永き春に、咲く花は
-
きらりと零れ行く、儚き六ノ花
どうか、今は消えないで
夜が巡るまで
遠く見る山 白く
空は 薄く濁って
窓の外に見えるは
世界を染める花
遠く離れたものを
手繰り寄せようとして
二度と戻らぬことに...六ノ花
-
しんと冷めた月のある朝に ふと吹いた
ほほを撫でる 暖かい風一つ
風の冷たい夜 身を縮め 耐え行けば
懐かしげな 日だまりが私を照らす
ひとつ、ひとつ
年月を刻んで
ひとつ、ひとつ 去り行く日々を思う
足跡残して 消え行く雪化粧
花の息吹 いつしか言葉を奪い尽くし
ひらひら舞い踊る さくら、さくら、...さくら、さくら、さくら。
-
ふわり舞い落ちて ひらひら舞う花びらよ
冬が終わりゆく 静けさ 想う
時の流れゆく 早さにふと 眩んでは
朝焼けに唄を 紡いでゆく
願いは儚く ありふれていても
それは どれほど求めど 今では還らない
雪の色 奪い 咲き誇る 美し、梅の花
私は一人で 貴方の面影 描く
空の色 ひらり 変えてゆく 儚...雪ノ色、奪ヒテ咲ケル梅ノ花
-
永き春に、咲く花は
-
六ノ花
-
さくら、さくら、さくら。
-
雪ノ色、奪ヒテ咲ケル梅ノ花
-
夢を空に 散りばめても
掴みきれない 全ては
現実が 責め立てるけど
僕達には時間が無くて
歩いてゆくべき場所さえ
僕らはまだ 何も分からない
何より強く、脆いもの
僕らが描く まだ見ぬ明日のカタチ
幼い日の暖かさは
遠い日々の向こうで...明日のカタチ
-
明日のカタチ
-
沈む世界 夢の中
思い返す あの夏を
まぶた閉じる 一瞬の 記憶
ゆらり ゆらり 揺れ動く
滲む 陽炎 君の髪
僕は 何故か 俯いた
君の肩を照らす太陽
二人、言葉、消えて
真夏の片隅
そっと重ねあう掌は...Fragments In MidSummer
-
降りしきる雪の粒は痛いほどに
君がいない 町並みを 彩り続ける
見上げた曇り空のその上では
君が微笑んでいると ふと 願った
愚かしい僕は 今さら気付く
繋いだ その手の 細さに ああ
「醒めないで、夢」と腕を伸ばした
だけど
終わらない夢は 多分 虚しいだけで
一人ぼっちの世界の中で...ひとりぼっちの世界の中で
-
ひとりぼっちの世界の中で
-
冬の香りが近付いてく
西日が照らす 教室の中で
いつもの日常の中に
憂い顔が ふと 見えた
刻み込んだ傷跡は
癒えないけど
誰もが明日を
探し 歩いて行く
ああ いつか、いつの日か
もう一度 あなたとの 物語を...文学少女
-
歩く、歩く、歪んだ道を
ふらり、ふらり、漂いながら
それは、まるで苦い塊
胸の奥 疼く
壊れかけた世界、
見果てぬ市(まち)、
二重(ふたえ)に滲む。
退屈な、陰鬱な、有り触れた日常
苛立ちを、虚しさを、抱き寄せて
闇の中、零れ行く 微かなレモンイエロウ...檸檬
-
雨の雫 強く 強く
君に出会う3月
瞳の中 緑色の
光 一つ 輝く
遠く 手を伸ばしかけて
届きもしないと諦めては迷う
眩しい季節の中
立ち尽くした 一人
ポプラの木の下で
何故だろう 心が悲しい...青が散る
-
夜の街をぶらり歩く
通り過ぎる いろんな人
絡みきった糸みたいに
もつれ合う
不思議な世界の入口見つけ
私は歩いてゆく
決して忘れられないような、そんな
面白いこと探して
「夜は短し歩けよ乙女」
素敵なこと見つけに進めや進め...夜は短し歩けよ乙女
-
白い部屋 窓の外
雪曇り
語るのは 狂い人 身を縮め
霧を歩く 冷たい背中を追いかけ
闇の中で 世界が歪んで堕ちた
何処へ 何処へ 導かれたか
遠い? 近い? 彼等の世界
僕は 僕は 途方に暮れる
醜い 空を仰ぎ
逆しまに 気だるげに 密やかに...河童
-
どさりと落ちた
雪の音(ね)に振り向けば
痛いほどの真っ白い雪
冷たい手を包みながら
母ぎつねが魔法一つ
「人間に 気を付けて
手袋を 買いなさい」
子ぎつねは走る
雪の道を あの町へと
足跡を残し...手袋を買いに
-
ふわり揺れる花びら
言葉が凍てつく
くるり躍る桜 月夜を歪める 狂い花
触れる、弾む
心、強く
幻のよう
跳ねる、刻む
出会い、堕ちて
笑い、魅入られ
さくら、さくら。...桜の森の満開の下
-
吠ゆる 枯れた月の輝く荒野
在りし日々の欠片 懐かしむも彼方
唄えどその声は 宮にも着かず
思いも尽き果てて 夢破るると啼く
哀れや その才(ざえ)も
朽ち行き 拓かず
悲しや 貧しさに
頭(こうべ)を垂れ歩き行く
浅ましき己を見て 叫ぶ 幾度目かの夜
狂い行き闇の中 獣へと変わる...山月記
-
「無意味か 世界は?」
物憂げな鈍色
退屈な世界から零れ落ちた
消えゆく炎のよう
夜を照らす灯
その指を 引き金に
添えて嗤う 一人
鼓動 高鳴り 震える
この指の 冷たさが
生きている証明...文学少女MEIKO「銃」
1
- 2