ブックマークした作品
-
幽霊屋敷の窓からひとつ
知らない誰かの声がする
「眼を向けたら戻れはしない」
お筆のせんせが言っていた
はじめはなんだかわからなかった
もやもやがかったお友達
一人でいるのを赦してくれた
静かな交差点
青空は深い青 到底ここらで買える絵の具じゃ
描ききるったって無理だよ だからみんな空を見てる...霞がついてくる
ヰ世界情緒
-
夜明けを待つひとり
最後の詩が消えても
世界を眺めている今
(窓辺に立ち)
始まる鼓動が鐘のように
(胸を打つの)
光を探して 手の赴くまま
描いて 届いて
まだ見ぬ明日へ
すぐそばにあるものの...誰もいない絵で
ヰ世界情緒
-
遠い 色の無い青を背景に
広がってく窓 揺らいでる
泣いていたい また瞬間重なって 回想
苦しくて鬱いでる
「あとどれくらいなんだろう?」
静かに溜め息ついて
もういい 帰路の無い過去の間違いに
囚われてる 何故? 憂いてる
大抵期待 また瞬間重なって
前と同じ道繰り返す...ディメンション
ヰ世界情緒
-
瑕だらけの鳥が 空を撫でる
うそつきの兵器が 夢を灯す
問い 問い 問い 返事は無く解もなく
俄旅 行く宛てを背負って生きるは――
言葉の彩蓮が 光塞ぐ
出鱈目の正義と星の腫れ(ハレ)
遠い 遠い 遠い ヰ国の宝石箱
開けるたび泥まみれになる
それを見て
嗤うもの 堪えるもの...ヰ世界の宝石譚
ヰ世界情緒
-
Eins Zwei
一つずつ 一つずつ消えた
Drei Vier
理不尽に 理不尽に歪んだ
Fünf Sechs
ただ君と ただ君と生きたい
Sieben Acht
何もかも 何もかも叶えるの
あまりにも暗い、暗いこの世界
冷たく光る水泡を眺めていた...深淵
ヰ世界情緒
-
嘘で廃れた未知を
愛想笑いでひたすら逃げ歩く
⾒えないどこか痛むような
知らん振り無理をしてるような貴⽅
でも変えらんない世間に潰された性格
右向け前習え判断できない善悪
この先も⾒えなく停滞
⼀体どう⽣きる事が正解?
答えはないし
見たくないし...覚醒 feat.さなり
春猿火
-
あの夏が飽和する。
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
「昨日人を殺したんだ」
君はそう言っていた。
梅雨時ずぶ濡れのまんま、
部屋の前で泣いていた。
夏が始まったばかりというのに、
君はひどく震えていた。
そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。
「殺したのは隣の席の、いつも虐めてくるアイ...あの夏が飽和する。
カンザキイオリ
-
ハグ
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
もうこの際全部なしにしよう。
全部知らないふりをしてしまおう。
過去に何があったかなんてどうでもいいさ。
僕も君もたまに嫌なやつさ。
そもそもいいやつなんていないさ。
だからもう努力は一旦ちょっと端において目を瞑って
キスをしようよ。
秋風はすでに...ハグ
カンザキイオリ
-
ロマンチック願望
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
静脈を滑るラインが
シルエットの夢になって
簡単に胸に刺さって
ジュグジュグと燻っていて
そうやってできた病症は
複雑な救済を待って
実際の現実を知って
また塞ぎ込んでいる。...ロマンチック願望
カンザキイオリ
-
愛があれば。
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
僕らは愛されたかっただけなんだ。
「普通」に憧れてただけなんだ。
心に傷があったことを知ったのは最近です。
前を向きたいと誓う時
いつまでも「あの頃」が邪魔をする。
フラッシュバックしてる。
初めまして。
僕はアダルトチルドレンです。...愛があれば。
カンザキイオリ
-
音楽なんてわからない
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
死に急ぐ者たちを両手で馬鹿にしたのは
裂傷が霧になり舞い散る街で耳を塞ぐのは
僕はもうこの世界に見捨てられたような気がしたから
桜を待つ過去の死体が綺麗だったから
必死に生きて産み出した僕の汗水たちが
なんの価値も無い振りをしたままお金...音楽なんてわからない
カンザキイオリ
-
空白
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
わかってない話をしよう
今更のわがままで
汚れたベッドの上で
無邪気に泣き出してみよう
五畳半の部屋の隅で
繰り返し探してみよう
何もかも許してくれる
言い訳ってやつを...空白
カンザキイオリ
-
君の神様になりたい。
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ
欲にまみれた常人のなりそこないが僕だった
苦しいから歌った
悲しいから歌った
生きたいから歌った
ただ...君の神様になりたい。
カンザキイオリ
-
告白
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
知らなけりゃいいことがある
気づかなければ幸せなのに
何を今更後悔しても
うまく変われるわけでもないのに
君のこと大好きだから
伝えたことは悔やまないけど
それから君としゃべれないまま...告白
カンザキイオリ
-
死ぬとき死ねばいい
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
「いつか人は死ぬ」
それだけが僕の脳髄に蔓延ってカビになっていますが
この度特効薬が選ばれました
「性欲と食欲と睡眠と金」
憎しみとか全部忘れました
悲しみとか全部捨てました
思い出すことは微かにありますが
僕はもう大人になりました...死ぬとき死ねばいい
カンザキイオリ
-
自由に捕らわれる。
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
今まで散々縛ってきたくせに
「これから自由にやりなさい」とか
馬鹿にしてんのか
馬鹿にはしてないか
なんでもできるって思ってんだろうから
それなら期待通りになんでもやろう
感化されたものはなんでも身につけよう
周りに何を言われたって...自由に捕らわれる。
カンザキイオリ
-
人生はコメディ
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
希望なんてもの全部無駄だ
だって人はいずれ消えるから
それに一早く気付いた僕らは何だって出来る
蝉が鳴く田舎道を
蝿が舞う街灯の海を
僕らは死に場所を探し旅をする
ルピナスの胸に眠って 雨空の熱と踊って
蜜の匂いが奏でる道を歩く...人生はコメディ
カンザキイオリ
-
番外
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
もう多くは語れないさ
僕も君も思い出したくはないんだ
春はもう終わってしまった
大体過ぎたことは
君もあまり気にしないようにしてる
傷を残して
今更終わった話を
変わらない話を繰り返すなんてそれこそ...番外
カンザキイオリ
-
命に嫌われている。
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
「死にたいなんて言うなよ」
「諦めないで生きろよ」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それで...命に嫌われている。
カンザキイオリ
-
「願い歌」 BPM=160
常識なんてわからない
人の痛みもわからない
そもそも自分の痛みも
うまく言葉にできない
人間になりそびれた
そう思う方が正しい
形のないことばかり
染みるように積もるばかり
すれ違う人全て...「願い歌」 歌詞
カンザキイオリ
-
「音楽なんてわからない」
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
死に急ぐ者たちを両手で馬鹿にしたのは
裂傷が霧になり舞い散る街で耳を塞ぐのは
僕はもうこの世界に見捨てられたような気がしたから
桜を待つ過去の死体が綺麗だったから
必死に生きて産み出した僕の汗水たちが
なんの価値も無い振りをしたまま...「音楽なんてわからない」歌詞
カンザキイオリ
-
「ゼロ」
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
排他的な人生の彼方
家屋に住み着く猫達
生きる意味を探し這いつくばるネズミ達
僕ら人を辞めた
会釈する機械達
ガス欠気味の老害が営むコンビニ
wi-fiがない場所じゃ生きれない
寒いなんて感じない...「ゼロ」歌詞
カンザキイオリ
-
「不器用な男」
歌唱・作詞・作曲:カンザキイオリ
編曲:カンザキイオリ/花村智志
死にたくないから物語を書いていた
時代じゃないのにペンを使った
気取っていたんだ
気が遠くなるほど物語を気取った
大人になるのが本当楽しかった
死にたくないから物語を書いていた
君ならどんな結末を望むだろうか...「不器用な男」歌詞
カンザキイオリ
-
「爆弾」
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
爆弾のような花火が街を駆け巡る頃
あなたのことを思い出すのです
どこかできっと同じ花火を遠い所で見ていること
そんなことばかり願ってしまいます
薫風が耳を貫いて汗ばんだ肌を夏蝉が馬鹿にして
私は熱帯夜に溶けてしまいそうです
親愛なるあなたへ
私は私になれ...「爆弾」歌詞
カンザキイオリ
-
「大人」
歌唱・作詞・作曲:カンザキイオリ
編曲:カンザキイオリ/花村智志
ある朝目覚めると俺は大人になっていた
声も枯れてシワも増えて
目の下にクマが出来ている
少しばかりの筋肉と肩幅も少しついたらしい
部屋の隅に転がる靴下
その隣で異臭を出すゴミ袋
「あの頃は本当にごめん」...「大人」歌詞
カンザキイオリ
-
地獄に落ちる
こぼれ落ちたものばかりだ
ペットはコンビニに捨てた
仲間も全て切り捨てた
幸せになれるはずがないのさ
ゴミの分別だとか
明るい挨拶とか
悪者なんだから全部が無駄なのさ
言葉より単純な方法で
今すぐ地獄に落としてくれよ...地獄に落ちる歌詞
カンザキイオリ
-
「窓を開けて」
歌唱:CIEL
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ
目が覚めて舌打ちして 夕日を眺めながら
項垂れて パンを齧る
虚しくてもう味がしないんだ
大丈夫 そう大丈夫
心に言い訳をする
吐くように挑むように
入れた力で立ち上がった...「窓を開けて」歌詞
CIEL
-
「眼裏の懐疑」
歌唱:CIEL
作詞・作曲・編曲:香椎モイミ
照らしてんなよ 好奇なんかさ
何もかも感じたように
解ったように微笑むんだ
目の前の御仁
身体傷むから滑稽な声出すんじゃない
賢しく噛んでいれば?
これは廃り...「眼裏の懐疑」歌詞
CIEL
-
従うだけの毎日を
吐き捨てるような祈りでも
今日まで私たちは都合のいい言葉に縋っていて
救いを求めた手は誰かの正義に潰されていた
神様 どうして私たちは絶え間なく争い続けるの?
どうしようもない世界で祈りを捧げよう
灰色の悲しみに包まれて
何一つ救えはしなかったんだ
零れた涙を拾い集めて
抗い続ける...harmony
幸祜
-
夢の中では君に甘えてるよ
ねえ勘違いしないでよ
ねえいつも無理してるだけ
単純気楽に生きて
風に吹かれるように
苦しまずに揺れて
誰かの肩を借りて
なんて綺麗事
冗談まじりの語りが続く
女の子だから女の子だから...白昼夢
幸祜