タグ「曲つきました!」のついた投稿作品一覧(51)
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果てない夜、軌道を辿る。
道標はキミの通信。
空はドコへ 解答は未だ 見付けられずに
星の隙間にあるはずのピースを探す
一筋の光 なぞり笑う指先に
ここから歌うよ 僕だけの知る信号
記憶も 永遠も 詩も 音もない宇宙を
色付けるそれは 小さな、ひとつの想像。
消える指標、軌道の途上。
通信未だ確立...【コラボ】 リトル・リトル・サテライア 【曲つきました!】
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つまらなく過ぎて行くだけの日を
世界を 変えるような何かをずっと
夢とノートに描いていた
はじまりは鱗雲 平凡の真ん中で
耳の端を掠めた 期待を追い掛けて探すの
例えば 空を行く舟とか
話す鳥や 星から来たキミを
褪せた表情した 五分前の風景が
きらきら瞬く そのときに
つまらなく過ぎて行くだけの日...【コラボ】 ペイントミライ 【曲つきました!】
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押し黙った街灯 目指すポッケはどこ
つまらない歩幅なんか白く埋めちゃおうよ
息は冷えて しんと煙るだけで何も
繋がらず溶けてばかり 嫌になっちゃうな
星が泣いた日のこと 探す合の言葉
不確かな距離感はひどく温かくて
君の声がふっと 擦り抜けていく雑踏
見付かりたいそのくせに 紛れ込んでいった
誰の鳴...【コラボ】 クローク 【曲つきました!】
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お気に入りは巻末
拙い経過は読み飛ばして
何とか締めくくった
綺麗な終わりだけを夢に見た
紙の本は嫌い
鋭利な頁がときどき
この弱い指先へ
牙を向いて痛く駆け抜けるから
跳ねて光る背景 転ぶことのない車輪
そんな無垢に焦がれた 幼い微睡み...【コラボ】 サークルアクス 【曲つきました!】
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赤いリボンの口を開けて
苹果の味は食べなくちゃ分からない
齧れば何か聞えるかな
破れた甘い約束や苦い夢
本当のことは知らない
白々と雪の様に踊るだけ
今宵も
一つ願いをかけて飾る
街は硝子の作り物だけれど
その目に流れる星は...【コラボ】 Ornament 【曲つきました!】
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聞かせてくれない ほんとのところは
いつでもどこかを庇ってるのに
見えない分だけ 募る想像に
またひとつ あたし目ざとくなるの
ねえ 痛いことも ちゃんと 教えて
どんなキミでも愛してあげる
白いリキッド 苦い本心でも
気楽な日常 気怠い二人を
繋げたお薬 幸せの味
唇の震え キミのまばたきと...【コラボ】 ハッピードラッグ
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初めて乗せた夢は すぐそこに呆気なく落ちてった
機体に付けた折り目も大失敗 裏目に出ただけ
泣くことも 笑うのも
出来ないまま 黙って見ていたんだ
放ったときは こんな羽でも
高く飛べる そう思ってたんだろう
誰の声も 置いて行くほど
先へ 先へ届くと まだ
何度か乗せて気付けば 周りは大人になって...【コラボ】 フリーフライター
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息を吐く 透明の流氷のあいまに
映り見る星空は 何も語らない
流れ着く 幾つもの気球の欠片
誰の居た面影も 雪に滲んだ
昨日も今日も明日も変わりはなく
冷えた空 星も凍った北極点
ポーラーベア、
きみによく似た白い朝に
僕は、ただ眩しい恋を知った。
夕映えに沈みゆく 青い飛行機...【コラボ】 気球ティアと白の朝
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新しく便箋を用意するのも なんだか気恥ずかしいので、
いつかの私がそうだったみたいに 無愛想なノートで送ります。
君はあれから元気ですか?
私はいろいろとそれなりで居ます。
久しぶりに手紙を書いたのは、
すこし自慢したいことがあるからです。
君とさよならしてしばらく、
私はぽろぽろと泣いたりしました...【曲つきました!】 ステーショナリー
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お日さまが ほどけていく
軽やかな羽音を 拾って
もう一寸 聞いていて
ポンデローザ揺れる窓辺
薄味のセカイ ”足りない”探し
甘く実った 恋の一さじ
優しく立ち上る
融銅色のスープに 思い出す君は
あの朝もそうだ、歌っていたっけ。
こっそりと覗くガラスの向こう...【応募採用】 黄いろのメモワール 【曲つきました!】
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固く結んだユメがほどけて消えて
背伸びだけじゃ足りないセカイに泣いた
想い出 繋ぎ留めておきたくて、僕は
小さな両手にハサミを握りしめて
色に溢れた景色を切り取って
また真っ白なカンバスへと
花を描くよう ツギハギ貼り付けて
そのたび 涙と傷痕 作っちゃってさ
絆創膏と ずっと 指きり
いつでもそう...【コラボ】 コラージュ 【曲つきました!】
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泡をはいて 鼓動をした
すくえない僕らの最初の話
空の深く 海の天辺にも
たどり着けなかった 最後に添えて
漂うばかり 笑ってばっかり
唇のクエスチョン 消せないよ
嘘みたいな記憶を抱いて
抱いて落ちる そこが無重力
押し潰して 淡すぎる夢ならもう
まぶたの裏で溶けてしまえ...【曲つきました!】 淡色花の一燐を
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甘いのは君の呼吸 苦いのは咳のひとつ
背中をさする手は遠くに置いてきました
冷蔵庫に冷えたサイダー
その気泡が、願うままに往く切符に変われと
夢見た朝はいつも 想いの端が冴える
すこし焦った心音はくすぐったく
どうにかその最中から 掬い上げてほしくて
今朝もまたそう、宙を掻くのです
甘いのはその喧噪...【曲つきました!】 モノロオグ
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切れた、巻末の行方
落日に滲むテレスコープ
見透かして 聴覚透かして
君だけがまだ煙って居た
星の経緯を摘み取る朝には
四分儀の警笛を高く
終われないだけの それは不出来な方眼上を
目隠しのままの沓で渡る
デタラメな青天井 溢れた藍に音は
とっくに鳴り止んでいた...【キラミキコラボ】 グロウコフェン 【曲つきました!】
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口を閉ざせば 傷つかなくていいの
心を開いたら素直になれるの
夢はいくらでも君に見せられるけど
それだけじゃ どこか寂しい気がするし
毎日 星は消えていって
隙間だけ増えていく
変わりない、生活。
思ったより ずっと苦い空気の中で
いまにも消えそうな 花の色に触れていたかったんだ
残照にひかれて 薄...【コラボ】 jasmine 【曲つきました!】
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声があんまり情けなく 震えるので
紙に乗せようとした言葉は
固まったインクに 邪魔されて
今日の呼吸に溶けだした
薄まって 薄まって 澄んでいく
いつまでも色濃くは居れなくて
揺らめいて 揺らめいて 昇るさきに
見付けるのはどんな光でしょう
ほらまた、
君への想いは 伝えられないまま...【曲つきました!】 ソルスティス
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星は甘いボンボン キラキラに隠れてる歌を
キミだけに聞かせてあげる ほらね、弾けるよ
この部屋で こぼれた涙も
私だけは見逃さないのです
宇宙の時計を眠らせて
羽のストレリチアで こんばんは
窓を叩く ノックのリズムで
瞬きひとつずつ 辿って行こう
星は甘いボンボン キラキラの中 揺れる歌は
空さえ...【コラボ】 アストロミミック 【曲つきました!】
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世界をいま創るなら
コルク色のなみだ 君を閉じ込めて
この手のひら 祈るように抱くんだ
ねえ そっと 指切りしようか
白い匂いは溶けて もういかなきゃ、って
残念そうに 笑ってた
こわい夢見て さびしい唄を聞いて
泣いていた夜だなんて 嘘みたい
まばたきと浅い呼吸 不器用に重ねてた
気付けば 濡れた...【応募採用】 picture jasper 【曲つきました!】
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宇宙を睨むように 目を凝らしても
見付けられないのは その心の奥
誰より近くて 寡黙なきみの
好きな言葉も 私は知らないから
夕日になぞるあの海岸を 落ちないでと
後ろから見てたような影も
きっと、私だった。
いつだってそっと支えてくれた
溶けるほどの優しさも 返せやしない しないままで
私の知らな...【曲つきました!】 but, my sweet stellar
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透明の夜 ちがう音がした
魔法はとけて つめたい空へと行く
プリムラの微熱 月のスプーンは甘えんぼ
オレンジの星、見ぃ付けた。
甘いゼリーをすくって わらう
遠いアリエース ハロー、アロー
きみの好きな色を 置いて 待ってる
遠いアリエース ハロー、アロー
わたしの好きなうた もっと 聞かせて...【コラボ】 イヤーキャンディ
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今に頽れる灰色は 心象と似て
眩めく程に鮮明な跡を残した
ただお守り代わり そんな感情は
そのうち消えてしまうのにね
だって、本当の事ならきっと
心も見ず 溜まり募る想いは
我が侭に描くローマンス
恋の先で 縫い合わせた言葉に
セルリーの白い花を添えて
私の春を往く...【曲つきました!】 四編花詩
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いま流行りの隕石が きりんの軌道に乗っかったら
紫の銀河にひとつ 波紋が跳ねるまで お昼寝を
名前もない空の上 しぼみかけのライナー
掬った透明の、無色の、深い藍で 行き先をあげる
示して 照らして 指差して 天青石
踏み忘れてた 歩道橋の五段目
ズルした? ウソした? 寂しがりの手のひら
大好きだ...【曲つきました!】 アズライン
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ねえ 明日の空の色を聞かせて
僕に届く朝と どう違う?
ハロー 今晩は晴れて 青色
君の曇りさえも 食べられそうなくらい
一人夜を抱えても 落っことしちゃうから
風の冷たい今日は すこし話そうよ
虹や世界や歌や夢の終わりに 笑えるほど
ただ いっぱいの星の空に 淡く映った アフターワールド
この一瞬...【コラボ】 アフターワールド
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いつだって いつまでだって鮮明さ
今年もやっぱり違う季節
なぞり描く数分はいびつに
すこしだけ 感情を揺らしていった
秘密のタイムリープ 僕だけの夢
あとちょっとでつかまえられそうな 夕日と君の指先
青臭い唄とか 金色の飴とか
あの頃好きだったものは いまでも嫌いになれないや
自転車の迷路の中 大丈...【曲つきました!】 ラストノート
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咲いて まどろみに飽いたマイソロジ
浮かせた無機物と君のうわごと
「思い出なら 何処へだって連れて行ける」
笑うくせに、笑うくせに。
言葉が足りないんだ
ねえ そこは 花のない風景
誰にだって きっと 描けたんだろう
眩しい泡を 青に乗せて
もう一度 その指から 波紋、展げて。
さいて まどろみ...【応募採用】 ルシッドブルーの水槽 【曲つきました!】
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それは パッとした衝動で 赤い赤い夕焼けを見たので
お約束みたいにカラスが 横一列
君と眺めてたいな
それも はっとした瞬間で 青い青い流星を見つけて
ダメで元々と願いを かけたけど
君と一緒がよくて
居なくても 端々に 映る姿はどうしてだ? って
分かってはいるんだけど
ありきたりじゃ嫌な つまら...【曲つきました!】 プレタポルテ
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目を逸らした 想いは螺旋に
交わし合って また染まり合って
猫に揺らすガラス玉のように
跳ねた光 ココに焼き付いた
君が君に 僕が僕に 笑いかける すれ違いを乗せて
極彩の ただ不確かな制限(ライン)も こんなに容易く抜ける
オンランプ 息の詰まる 世界はフレーム
もっと、この手のひら 遠く連れてっ...【応募採用】 Over Drive / Frame out 【曲つきました!】
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おだやかすぎて溜息だけの午後は
窓辺の花に捕まったふりの二人
どこへ行こうか 昨日の夜に話した
今日のプランは寄り添う体温に流れた
何が生まれるでも 消えていくでもなく
ただ 紡いで笑っての、
いつだってそう
君が鼻唄まじりに淹れる 苦い苦いダージリン
ゆっくり冷ましちゃだめだよって
何度だって 僕...【曲つきました!】 アイスティー
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銀色 欠けた月の刃が鋭く
霞んだ夜を裂けば 幻想(ゆめ)と現実(いま)の揺らぐ音
一際に瞬く 強い刹那(ひかり)は
旻(そら)を時を超えて この目をただ満たすため
泡沫に消え去り鐘の音(カンパネラ)
真似をした指先に
渡された王座と世界(にわ)
全て、君の物だ― と。
舞うことを覚えた両足は
天命(...【コラボ】 燐光 【曲つきました!】
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夢を閉じて 顔を隠して
騙し絵を漕ぐライナ・フィルム
どうにも見えない次のシーンに
自分ひとつ彩れないよ
落っことしてそれきり 失くした
大事なト書きは 何をしていた
右・左をどれだけ遠く
重ねた先 出会えるのかな
めくっても 破いても 正解は無いようだ
睨んだ 残りの距離...【コラボ】 n.p 【曲つきました!】
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