ブクマつながり

▼Ｓ１
何度も　願った　僕は
誰よりも　強いヒーローだった
▼Ａ１
上手くいかなくて　俯いちゃってさ
もどかしくて　ずっと
くだらないって　意地張って
言い聞かせた　「大丈夫なんだ」って
▼Ｂ１
夢に　見た　あの頃の...

▼ Ａ１
擦り切れた　スニーカー
踏み潰した　踵(かかと)
もう　戻んない
履き慣れた　それは
まるで　僕自身
還(かえ)らない
▼ Ｓ１
lonely　walk
独り歩きを　覚えても...

▼ Ａ１
どれ　くらいの　時間の中
独りきりで　居たんだろう
見上げる　空の青が
眩しくて　手を伸ばす　んだ
▼ Ｂ１
この世界は　偽(いつわ)りしかなくて
ずるさばかりを　覚えていった
「何でだろ　生きにくいな」
▼ Ｓ１...

▼ Ａ
目の前に広がる　景色は
現実味なんて　なくて
まるで創造された　世界のよう
目の前を行き交う　人の波
何処へ向かうことも　なくて
アスファルトの道　蹴り上げる
▼ Ｂ１
そんな　世界から
切り離された　僕は...

春 君と初めて出会った あの場所で
桜と舞っているような君が綺麗で
夏 皆で持ち寄った 花火
はしゃぐ君に心が揺れ動く
巡る季節と君の顔が 僕の中で
混ぜ合いとけあってしみていくよ
いつか伝えられるといいな 僕の気持ち
秋 帰りに寄り道した コンビニで
肉まん頬張る君かわいい
冬 粉雪がしんしん 降...

▼ Ａ１
ノイズが響く　午前２時過ぎ
世界はまだ　暗闇の中
映る画面　流れる文字
"雨のち曇り"　揺れる鼓膜
▼ Ｂ１
飛び出した　外は
予想以上の　青空に
掴んだ　右手の
傘が虚しく　思えたんだ...

▼ Ａ１
映(うつ)る空は　素粒子の海だって
伸びる雲が　世界を象(かたど)ってく
単調な毎日　僕等を置き去りに
刻むビートを　掻き鳴らせ空へ
▼ Ｂ１
浮世離れの　僕はさ
世界の隅っこ　駆け抜けてく
こんな　時代に　僕はさ
要らないんだって　なあ、そうだろ？...

▼ Ａ１
千年経った　そのまた先の
空想ばっかの　創造世界
「妄言ですね」と　誤魔化してみても
この隠せない　感情論
振り返ることは　「もうやめて、ねえ？」
▼ Ｂ１
不謹慎だって　嗤う嗤ウ？
昼下がりの　交差点
点滅続ける　赤信号が...

物語の主人公の結論はhappyendが多いらしい
さぁ　どうだろう　ボクは
影が近づく　夜の十字架
不気味なほど静かな　部屋
黒い布　散り舞う何か
ボクだけ　この天の下で
誰も知らない場所ほど　嫌なものは無い
ここから　物語　始まる
結論は見えてる　と脇役は笑うが
序論　本論　結論の人生...