タグ:ブクマ一定数超えたら続編
6件
僕が生まれた街は最低だった
人は生きるためにゴミを漁り人を殺し物を奪い生きてきた
僕も政府に拾われるまではそうしてた
けれども僕は政府の犬として人を殺した
殺して殺して殺し続けて
手に入れたものは何もないじゃないか
世界を壊せ
僕が生きていた街に戻ってみた
大人が生きるために子供が持っていた食べ物を...絶望と希望(微編集上げ)
湯島結代
いつもと変わらない質素な部屋に
運ばれてくる料理は豪華で
「今日は特別だから」と
ママはツンとした態度で笑う
食事を済ませ君と一緒に
冷たい廊下歩き首に縄をかける
死刑執行日がクリスマスだなんて
ひねくれているね
今頃どこかで明るい火が灯る
そしてここではひとつの命火が消えた...メリークリスマス
湯島結代
君に会いたい
君に会いたい
君に伝えたい
僕の気持ち
僕の想い
その全て
あぁ…
手と手繋ぎ
古びれた線路を歩く
「ねぇもしも電車が来たら私のこと助けてくれる?」...君が選んだ道
湯島結代
『本日、日本は終了します』
突然テレビ画面に映った文字
『皆様、それぞれ悔いのない最後の日を』
キャスターの人は曇った顔で言った
まるでそれは夢のような
でもそれはすぐに現実として受け止めることになる
どんなに辛くても現実受け止めて前見るしかない
ただただ進め道なき未知を
『本日、日本は終了します』...『本日、日本は終了します』
湯島結代
彼はいつもマスクを付けている。
「どうして?」
彼に尋ねると困ったような顔をした。
私はいつも左目に眼帯をつけている。
「同じだね」
彼のマスクの下を私は見てそう言った。
みんな同じ。
傷を隠している。
それは同じ。
彼のマスクの下は裂けていた。...似た者同士
湯島結代
1回目のジサツはリスト●●●で
何度も刃物を手首に当てても死ねませんでした
2回目には大量の錠剤を
水で流し込みましたが死ねませんでした
3回目は学校の屋上にあがり
飛び降りても花壇の上に落ちて死ねませんでした
4回目はあの子のくれたマフラーで
首を吊りましたが助かり死ねませんでした
ああ神様これが...deadlife
湯島結代