君に会いたい
君に会いたい
君に伝えたい

僕の気持ち
僕の想い
その全て

あぁ…

手と手繋ぎ
古びれた線路を歩く


「ねぇもしも電車が来たら私のこと助けてくれる?」
君の問いかけに言葉詰まった


君と笑って
君と泣いて
君と遊んで

僕はずっと
そばにいる
そう決めたのに

あぁ…


あれから何度
季節が変わったのだろう


「ねぇもしも何が起きても仲良くしてくれる?」
髪が伸びた君がポツリつぶやいた

君の罪
見ないふり
をしていた

弱い僕は
ただ走り
泣いていた


君に会いたい
君に会いたい
君を抱きしめたい

僕の気持ち
僕の想い
その全て


あぁカンカン踏切の音が鳴り君は遮断機くぐり抜けた
これが君のしたことへの償いですか?

僕はどうする?
僕はこうする
君を抱きしめた


「泣いてもいいよ笑ってもいいよ君の罪すら全て受け止めるよ」
バカって一言言って君は…。

あの頃のように
手と手繋ぎ
前を向いて

ずっと一緒なら
何も怖くない
大丈夫





踏切の音電車の音遠くから大人の声
「ごめんね」って君はつぶやいて僕の手を離し外へ


君の顔
君の声
君の姿


その全て
ぼやけて
何も見えない

あぁ…