タグ：ＶＯＣＡＬＯＩＤ夏曲

真夏の日差し降り注いで
気持ちが昂る
追いかけよう飽きることなく
思いのまま
じめじめした季節　過ぎ去ったら
傘を片付けて　さあ出かけよう
あれもしたかったし　これもやりたい
何から手を付けよう　迷っている
抑えきれないぐらい　テンション上がる
自分でもわからないぐらい　自由さ...

セミもまばらな午後に
寝転がる冷たい床
憑きものが落ちて
からっぽになった頭
思い出の品を
やっと手放したあとに
それを思い出せない
もう旅立った後かな
「普通」ほど手に入らない
平凡な幸せに憧れて...

拝啓
真夏の夜はおとぎ話を 瞬く星々に語りかけます
恋しい貴方の声が棘を刺すように 私の右目を曇らせました
敬具
鳴かない蛍は身を焦がしてる　一時の優しさでも
愛しさに溺れてくこの胸は　貴方で満ちていたいの
空に舞う焔歌　陽炎みたく踊りましょう
傷つけられ　隠し隠せども　馴れ合うことを求めている
も...

二人で歩く　蛍舞うあぜ道
ふいに駆け抜ける風の音
ざわめく草の香り
火照った肌を冷やす
唇からこぼれそうな願いは
きっと身勝手
届けられない言葉は
夜の闇にほどけて
そうして私に残されたのは
甘くも苦い夏の名残...