イチオシ作品
『鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす』
この一節に感銘を受けて作詞をスタートしました。
「コイツ何も言わないから、浮気の一つや二つ…」などど思っていると焼き尽くされます。
貴方を赦しません。夜明けの空に自身も焼かれ、二人地獄で相まみえましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=3csmZjMCFTc
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39045215
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サナトリウム
さようならを伝える オレンジ色太陽
雲間からあふれ出す 柔らかい光
「元気だよ」君の嘘 騙された振りをした
悲しい笑顔だけど 幸せだったよ
飛び立った鳥はかけがえのない明日
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銀の翼
生まれた朝から全てに包まれ
ずっと守られていた僕は
時を紡いだ暖かい部屋を
永遠だと思っていたけれど
みんな消えていった 一人残して
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アクセルスピン
暮れ泥む街の灯 眠らぬ旅人よ
かじかむ指先が 吐息をねだる
仮初めの言葉は 時計の針のように
冷たく解き放つ遠い空は全て
凍る星空
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風に生まれて
風を切って走っていく 町を越えて駆けていく
そっと 僕に触れた その手 暖かい心
青い空見上げている お日さまが笑っていた
ずっと僕はここで 君の目に焼き付けたい
もう教えたはずだよ
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キャンディラプソディ
ラプソディ さあ戻れないよ?
終わらない夜に 2人で遊ぼう
きっと甘い夢を見るから
涙拭ってよ
迷子の迷子はね 地下の彼方に降りてきたの
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クレセントムーン
弓なり欠けていく午前三時 伝えたい想いは七割溶けた
祈りは歌声 誰かが言う だからひとり ノクターンを口ずさむ
フォークダンス 離れた僕の手握った
そっと背中に迫り寄り添う影に僕は戸惑う
焦って 黙って 俯き目を逸らす
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クラミツハ
真夜中に 予感がする
神話の夜 それは雨のささやき
冷たい頬を 伝う滴
視界が滲む 僕は泣いてたの?
香り水 揺れる鈍色(にびいろ)
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源氏蛍
拝啓
真夏の夜はおとぎ話を 瞬く星々に語りかけます
恋しい貴方の声が棘を刺すように 私の右目を曇らせました
敬具
鳴かない蛍は身を焦がしてる 一時の優しさでも
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トワイライトクラージュ
優しい鐘が 午後6時に鳴り渡る
振り返って 微笑む君と歩いて帰ろう
夕暮れの街 魔法仕掛けオレンジの街
帰りみちは ただ隣りにいてほしかった
手探りで刻む毎日は 二人の距離を近づけて