セミもまばらな午後に
寝転がる冷たい床
憑きものが落ちて
からっぽになった頭
思い出の品を
やっと手放したあとに
それを思い出せない
もう旅立った後かな
「普通」ほど手に入らない
平凡な幸せに憧れて
でもほんとは望んでいなかった
もがく私 すすむ地球
さんざめく 真夏の御空に
昇る陽炎 去りゆく刹那が
明るい風が 開け放った窓から
疲れた顔の 髪を揺らしていく
仰ぎ見た 太陽ギラギラ
先の雲は 知らぬ間 もうなく
同じ時は 二度とないから
心も傷を そっと乾かせるよ
青い影うずくまる
誰もいない昼下がり
自分には無いものを
やっと諦められたよ
背中を向けて 一人きり
夏木立あるく 子ども眺めて
身を裂くような さだめだとしても
君はどうか生き抜いて
晴れ渡る 涙の夏空
一瞬 一瞬 宝石みたいに
幻影でもいい 心が潤う
鮮やかな虹 ふっと現れる
かき鳴らす 誰かのレクイエム
嘆き 怒りも かさぶた輝く
孤独な惨禍 斃れた人らを
この宙だけは ずっと忘れないから
後ろで聞こえる声
忘れたままに 風のままに だけど
体のどこかで息づく
大切な刻を思い出すから
暁の 冷たい空気が
木の葉を一枚 ぽたりと落として
疲れて眠る 静寂の部屋で
いつもの景色 終わり予感する
さんざめく 真夏の御空に
昇る陽炎 去りゆく刹那が
同じ時は 二度とないけど
ここに居たこと 空が覚えてるよ
コメント0
関連動画1
歌詞設定作品2
オススメ作品
それは、月の綺麗な夜。
深い森の奥。
それは、暗闇に包まれている。
その森は、道が入り組んでいる。
道に迷いやすいのだ。
その森に入った者は、どういうことか帰ってくることはない。
その理由は、さだかではない。
その森の奥に、ある村の娘が迷い込んだ。
「どうすれば、いいんだろう」
その娘の手には、色あ...Bad ∞ End ∞ Night 1【自己解釈】
ゆるりー
A 聞き飽きたテンプレの言葉 ボクは今日も人波に呑まれる
『ほどほど』を覚えた体は対になるように『全力』を拒んだ
B 潮風を背に歌う 波の音とボクの声だけか響いていた
S 潜った海中 静寂に包まれていた
空っぽのココロは水を求めてる 息もできない程に…水中歌
衣泉
陰謀論者の脅しに屈するな
自称神の戯れ言に耳を貸すな
ヤツらの甘い言葉に惑わされるな
自分の正しさを武器にして
あらゆる愚行に異議を唱えても
結局自分も同じ穴のムジナだから
考え過ぎて馬鹿になってはいけない
所詮僕らは人間だ
硝子の破片を丁寧に拾っていては
誰だって生きづらいだろう...publicdomain
Kurosawa Satsuki
*3/27 名古屋ボカストにて頒布する小説合同誌のサンプルです
*前のバージョン(ver.) クリックで続きます
1. 陽葵ちず 幸せだけが在る夜に
2.ゆるりー 君に捧ぐワンシーンを
3.茶猫 秘密のおやつは蜜の味
4.すぅ スイ...【カイメイ中心合同誌】36枚目の楽譜に階名を【サンプル】
ayumin
いったいどうしたら、家に帰れるのかな…
時間は止まり、何度も同じ『夜』を繰り返してきた。
同じことを何回も繰り返した。
それこそ、気が狂いそうなほどに。
どうしたら、狂った『夜』が終わるのか。
私も、皆も考えた。
そして、この舞台を終わらせるために、沢山のことを試してみた。
だけど…必ず、時間が巻き...Twilight ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
あやすように揺れる 白銀の
霞に包まれる 丑三つ時
妖 仲良しこよし
今宵は子供騙し
願いも祟りも紙一重
光陰 表裏
八百万の神に何を祈る
おにさんこちら
「言葉は君の写し鏡さ」
二面性 白黒...ならざるもの/歌詞
るりねまろ
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想