かりくの投稿作品一覧
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静かな夏の果 揺らいで消えてゆく
月影 淡い夜 あなたは変わらないまま
火照る心 哀しく潤い
ただあなたの涙が今
またあの日を思い出してしまう
過ごした日々の姿がこの瞼に刻まれて
切なく滲む涙に抉られた心は
夏に消えてゆく
またあの日のようにあなたを想ってしまうよ
途切れた声はまた 朝靄に溶けてゆく...瞼
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瞼
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幽かに揺れる薄暗い月明かり 歪む影が濡れた
戸惑いのない夜はいつか明けて繰り返し繋ぐ夢を
眠らない夜に触れて
確かなこの熱はまだ
止まった時間を溶かしだすほど
優しく包み込んだ
重なった儚い命の叫び 遠い日の安らぎへ
記憶に抗いもがいて 殺めた想いは此処に
止まらないその涙の色は何度だって輝く
紅...Mの救済
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Mの救済(オケ)
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夏が零れてゆく オケ
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見上げた空は幼い頃と変わらずに
僕らを今も見ているよ
夏の夕が滲んだ夢は淡く
儚さを彩る心は群青
眠れる月は藍に抱かれながら
遠い明日の空に何を見るの
黄昏にそっと茜が海に溶ける
俯くまま君は夏に身を委ねる
幼い鳥が夕空の隅で鳴いた
哀しくそれは美しく...夏が零れてゆく
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現し世に愁いて目を塞いだ
汚れた景色ばかり見ていたから
疲弊した鳥は羽ばたき方すら忘れて
途方に暮れては眠るだけ
思想の灰に埋もれた混沌たる時代に
生まれた者達よ
戯れ事の如き日常ぶっ壊して叫ぶんだ
本当の世の姿はすぐそこに
あえかなる浮世の花たちが
散るも綻ぶのも己次第...少女転生期
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少女転生期(オケ)
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冷たい月が夜空に溶け出し
頬切る風はただ悲しそうに啼いている
錆臭い道に月明かりが落ちて
微かに明日を照らしていた
川面に映る歪な月が
浮かび揺れる
この命のように
壊れてゆく心がこの世に溺れて
不条理な一世は藍に沈む
亡くしたものでさえも...月に藍
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月に藍(off vocal)
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君はいつだって眠そうな目をして僕を見る
僕はその姿を眺め いつもの朝を迎える
其々の一日が始まる また此処へ帰ろう
変わらない毎日だけどそれがまた愛おしい
君はまたいつものように夢の中へ
日常の進化を辿る この先は明るいんだ
現在以上に充たされて 僕には眩しすぎるよ
愛の姿を写し撮る術を誰か教えて ...被写体
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被写体 off vocal
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雨上がり夜更けの国道
アスファルトの埃の匂いに眩暈を覚えて
一寸先の闇は重く
芥の山に投げ捨てた心が哭いている
不確かな未来なら確かに此処に在る
浅い眠りに溶けて
明けない夜 その姿を重ねるたび
傷痕が爛れてゆく
この痛みもいつかはまた忘れてゆくもの
無情なる月明かりが眩しい ...Mの心像
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Mの心像(マスタリング済オケ)
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茜に染まる空 乾いた風吹く
幼い記憶が生きるこの街で
僕は哀しさに別れを告げたんだ
想い出は優しさに変わる
君の声が聞こえてきそうで
僕は少し俯いて笑った
アスファルトに滲んだ僕らの軌跡
色褪せないまま
よろこびに触れて愛を確かめて...madder red nostalgia
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madder red nostalgia(オケ)
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夜明けに藍 染まりゆくは朝靄
静寂に揺れ 微睡む君の背中 頬を寄せた
静かな部屋の中 ただ君の鼓動を感じる
それだけでいいの
このままずっと瞼を閉じて 朝日が君を溶かしはじめるまで
もう少しだけ孤独を忘れさせて 君の温もりが欲しくて
同じことで同じように笑って
同じ夢を描いて同...アベリア
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アベリア(未マスタリングオケ)
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静かに降りだした雨はこの熱を奪い
震える声が闇に響く
暗闇に佇む月の眉
潮の匂いに連れられては
啜り啼く夜空を仰いだ
鈍色の月が嗤う
擦り切れた指先 痛みさえ忘れて
ただあなたに触れていた
何も見えない 何もいらない
静かに降りだした雨はこの熱を奪い...烟月
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烟月(オケ)
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絶え間なく押し寄せる街の人波に飲まれそうで
影を潜める心の声が 掻き消される
脆い感情回路が歪み始めて乱れ出した
異常シグナル受け流す余裕が崩れ去ってく
意識のプラグに繋いだ理性が静かに砕け散って宙を舞う
居場所を失くしたモラルがこの街に溢れる
交差してゆく人達の影に何度も追い越されて
何かににし...Jaded Electric Doll
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Jaded Electric Doll(オケ)
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心の行き先探して
幾つもの残した足跡
螺旋状の彼方へ この手を伸ばして
指先で探る未来は霞んで
綻びさえ気付かないほどに愛の背を見ていた
明日を行く君の手が届かなくて
君を呼ぶ声だけが響いてく
夜空に浮かべた想いは流れてく
あの時へあの場所へもう一度辿って
幾つもの生命が出逢う奇跡を...Invariant
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Invariant(オケ)
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Invariant
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風に誘われ想い辿って
茜に染まる追想の儚い花
夕映えに浮かぶその姿は
過ぎ去った時間を仄かに彩る
独り佇む私の傍で
もう一度だけ見せて、微笑むあなたを
さよならさえ伝えられず
目を閉じたあなたをただ抱きしめた
ひび割れそうな心繋いだもの
今も胸に仕舞って...落日の朱
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落日の朱
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落日の朱(オケ)
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DEAR SCAR (オケ)
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燃え尽きそうに揺れる運命の灯は淡い妄想に委ねて
縛られた記憶だけ傷跡のように深く閉ざされ生きてる
どれだけ色褪せた過去に思いを寄せるの
剥がれてゆく理性の殻は灰となり欲望に吹かれて
壊れそうな心を抱いてまだ見えない明日を探した
胸を濡らす涙が傷跡を残して
狂おしいほどの愛が孤独に怯える 切り裂いた...DEAR SCAR