k_fukamiの投稿作品一覧

ねえ　さいごまで　命を大切にできますか？
ねえ　言葉の先の願いを　聞き取れますか？
ねえ　重なり合う波と波を　内側にくり抜けますか？
出来る事の少ない僕らはさいごまで叫び続けますか？
足元の石はいつかはくだけて砂になり風に乗りどこかへと飛ぶのだろうか
いつかは僕もこの足でどこかへ旅立っていくのだろう...

あなたの振り上げた手が　震えているような気がした
震えていて欲しかった　願望だって分かっていた
目を閉じたくても閉じられない　最後まであなたを見ていた
あなたに出会ったのは　よく晴れた日曜日
私にはそんなこと関係ないけれど　世間は休日
友達とちょっと遠出した　山の中流
水が光を反射して　美しい世界だ...

そう　君に出会ったのはついこの前
寝坊して早足で歩いていた日
ちらっと見えただけで気になったけど
その時は急いでいて　後ろ姿を見送っただけだったんだ　
その日は一日中　君が気になっていて
また会えるかなどこにいるかな　そればかり
食事をしていても誰かと話していても
君の事ばかり思い出していた
ねえ　...

そう　君に出会ったのはついこの前
寝坊して倍速で歩いていた日
ちらっと見ただけで気になったけれど
その時は急いでいて　近付くことすら出来なかったんだ
その日は一日中　君が気になっていて
歌っても踊っても失敗ばかり
ネギで叩かれてもバナナを投げられても
君の事ばかり思い出していた
ねえこの気持ちは何だ...

雪だよ
君は優しい笑顔
手の平に落ちた雪の粒
いつから　いつまで
雪でいられる？
降り続ける粉雪
光を静かに隠す
地上に来て　空を見上げて
何を想い　何を祈るの
雪だよ...

散々な目に遭って ざんざん降りの雨の中
君の濡れた瞳 波の色をしていた
無邪気に笑って 無機質な街並み
無関心な人々 すり抜けても無感動
手を伸ばしてやっと掴んだものでさえ死に物狂いに必死にきゅとぎゅと集中してないと
指の隙間から隙をみてするすると消えてしまうそんな
現実
いつでもいこう...

今日は朝から冷たい風
昼頃に空から白い雪
心躍る世界
帰り道　歌う童謡
こんこんってよく分かんないなって
振り向くキミ（確かにねｗ）
白い息　手にほっと吹きかけて
「寒いね」
花が降るように　星が降るように
日常じゃないこの世界で...