タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(11)
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地平に沈む今日を 爪先でつついて
未だ見ぬ未来へ 転がしてく
茜に染まる空に 太陽は融けゆき
想い出を抱いて 眠りましょう
ふたり、手を繋いで いつか笑い合える
そんな叶うことない 永久の夢を見た
あざやかに巡りゆく季節
指折り数え 吐息零し
風が音も立てずに 雲を運び 背中を押していく
濡れた頬を...夜明け前
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淡い雪が静かに 窓の外で輝いてる
何もかもを忘れたくて 膝を抱えてた
あなたが居る世界は 永遠さえ儚く
緩い風に運ばれ 滲んでいく 消えてしまう
分かち合った温もり 繋いでいた手は解けて
一人きりになった部屋で 窓辺に凭れた
あなたが居た世界で 零れ落ちた涙は...君が居る場所
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朝日は夜に昨日を焼いて 今日を編み上げていく
独り佇む冷たい部屋で 風が囁くの
忘れることを忘れないでと 繋がれた記憶は
箱に閉じ込め鍵をかけるよ 失くさないように
絡めていた小指をほどいたのは
訪れない明日を見ないために
手のひらから零れていく
きみが吐いた哀しい嘘
手折った花は穏やかに揺れ 涙を...きみが吐いた嘘
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腕の中から零れて落ちてゆく花弁が
今、音もなく 優しくその色を変えていく
いつもいつでも 隣で笑っててくれたから
これから先も 変わらず居られると思いたくて
叶うこと信じるために 約束を重ねて
留める枷になれたらと いくつも積み上げた
何をしなくても あなたなら理解ってくれる
勘違いさえ疑わず 何度...カーネーション
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おはようございますよ。 あなたに会うために また
早起きキャンペーン 今日も続けるのです ですよ
寝癖をしっかり直して 可愛くなれてるかな
あの人の好みになれてたらいいな なんて思ってしまうの
いつも通りのいつもの挨拶「オハヨ」
あなたの隣こっそり予約してます
「恋してる?」 苺みたいに甘くって酸っ...苺色メランコリィ
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羽根がふわりと舞い落ちて 翼広げて天を仰いだ
光差し出す白い雲 今なら行けるのかな あの向こうへ
瞳閉じて思い返せば 愛おしくて優しかった日々
長い腕を絡めながら 懐かしい日へ戻れたらと
背に生えてる白い翼羽ばたかせるの 思い出を抱いて
覆い隠してた幾重の白い絨毯 その向こうへと
空から注いだ光の束...雲を超えて
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ひらりひらりと舞い上がって
それは一輪の花のように
指先掠めた残像
掴めることなく揺らいで
砕けて消えてく思い出
戻ることはないの
あなたに会いたくて
紅い華を刻む
笑い合った幸せは儚く
ゆらりゆらりと舞い落ちてく...一輪の花~fragile memory~
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空が泣いたら雨降るように
大地に命が芽吹くように
世界に音が溢れるように
隣で君は笑ってたんだ
たとえば僕が泣きたくなって
立ち止まりそうになるときに
いつでも君は背中を押して
先を促してくれたから
僕は君に何を伝えて
何を託していけるだろう...smile for me
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二人出会った季節
桜舞う並木道には
君と過ごした思い出
みんな詰まっているんだ
もう会えなくても
僕はここで想うだろう
君のことを
ほら 二人で空を見上げた先に
広がるのは青く遠い
今僕が見上げてる空と同じ空...始まりの花
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あなたがいなければ知らずにいた世界があります。
あなたがいなければ出会えなかったひとがいます。
あなたがいなければ感じることのなかった苦しみがあります。
あなたがいなければ得ることのできなかった喜びがあります。
あなたがいたから手に入れられたすべてのもの
あなたはすべてをうしなった
あなたがいなくな...ありがとう。
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手を繋いで君と歩く
いつもの道 いつもと同じ
空見上げて 手を伸ばして
遠いねなんて笑い合ったの
駆けてゆく季節の中で
私達同じ速さ
少し紅いその耳見上げて
笑ったら君は怒るの
ごめんねと手を合わせた
それが二人の幸せだった...二人の道