タグ「鬱」のついた投稿作品一覧(27)
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ピンク色の脳内で
ピンク色みたいな好意で
ピンク色の行為をして
ピンク色の快楽をI
ピンク色みたいな人だ
いつも淫らに解けてる
ピンク色みたいな僕は
いつも淫らを欲している
アクアフィリア ハイポクシフィリア
目をつぶってしようよ...「ピンク色」
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眠る一語消えてく
夜の帳下ろして
虫の歌声合わせ夢で踊る
いつかは私も消えるのだから
生きる全てを感じていた
生命の生きる意味こそは
苦痛に耐える事と云うの
不幸さえ生きてる
証として私に帰る
眠る身体消えてく...「帳の夢」
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私がもし鳥になれたのなら
逃げ出さないように見守るのに
空遠く翼を巻き上げては
自由しかない空へと鳴いた
消えた物は戻らない
どんな嫌な物ですら
悲しみとはもう一人の私
私の中の彷徨う私で
感覚全てが手探りの中で
臭い声と胸の中...「Begierde」
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君を追う白い手に 10
神の風待ち続け 10
今も今もそこに 9
君を消しにやって来る 11
逆らう牙を見せ付けて 12
空想 幻想 魔の都 13
今も君を追う手に 10
神の風待ち続け 10
今も今もずっと 9
君を消しに待っている 11...「八の国」
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団塊の言葉
星は夢を見る
止まる事無く
現世の門は開いて
空に飛び立つ
人々よさらばと
眠る君を追う
現世の門を開いて
今起きた君の眼に
時代は次へと...「目」
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望めば手にはいる
禁断の悪のBlut(血)
望めば奈落は無く
地上へと昇って行く
人の作ったHand(手)
神を呼ぶ機械となり
人望も観望も回る機械の手の中
呼べばやって来る
禁断の悪のBlut(血)
呼べば全て成して...「機械の針」
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一人が我慢をすればいいだけと
私が耐えれば済む話なんだと
それが正しいと思ってきたけど
イライラは募る
誰かが調子に乗り始めると
そろそろ限界感じてくるんだ
それは駄目なんだと分かっている
爆発寸前だよ
私を置いて行くんでしょ
速さ、障害で距離を離して...「自己嫌悪」
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囲まれた中一人を感じ
話す言葉も思い出せない
我侭を言いきれなく
なったのは何故だろう
我慢を覚えたのはいつ?
泣いたのはいつだっけ
最後に皆と楽に
話せれたのはいつだろう
思い出せないまま今
寂しさに一人泣いた...「嫌悪」
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通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細通じゃ
天神様の 細道じゃ
天神様の 細道じゃ
荒唐無稽(こうとうむけい) 笑うはダアレ
疑心暗鬼(ぎしんあんき) アイツは誰レ
死屍累累(ししるいるい) ここは何処ナノ
生殺与奪 (せいさつよだつ) 選ぶはワタシ
呼び止める声にも気が付かず
裏の世界へと...「通りゃんせ」
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求める感情の隙間探して
そこから香る暗闇の匂いで釣られ
人の器で飲む酒こそ
美酒だと感じた時に
その恐怖こそ肴
歌と交換よ?
大好き、人の人間のその顔が好き
私はいつも傍にいる貴方の傍に
弱った心の傷口開いた時に
私は泥沼から目を覚ます...「闇の少女」
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そう、そこでずっと
僕の目の前で二人笑ってる
腹の底で毒を吐いた
そう、そこでずっと
僕の目の前で二人手を繋いで
とても二人楽しそうだね
二人の為、僕は、飯を装う
他人の幸せがとても
それは臭かった
明日どちらか腹痛になれば...「明日世界が滅べば」
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自分が望む完璧な
自分自身が耳障りだった
自分が望まない自分自身
分からないまま時は過ぎ
明日になれば分かると
神は言った
身を投げた消えたくなるよ
こんな世界僕は悪くない
呑み込んだ消えたくなるよ
こんな世界愛せる自信がないから...「分」
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私だけが掴むこのドアノブを
貴方が掴んでも意味はないのよ
消えちゃった本能の欠片
手にしたってもう必要ないの
消えちゃった心の感情
もう必要ないの?
戻らない過去だけを
取り残して残して
戻れない過去だけを
覚えていて覚えている...「私」
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貴方が望むのなら私は水を
惜しむ事も無く掛けるでしょう
淡い日の面影も疾うに無くなり
羽ばたいた音だけがあった
消えた私を追いかける
その願い(いし)こそが愛おしい
昇る朝日歌う蝉時雨
焼け付く坂を下り下って
いつか私が産まれ変わったなら
貴方と再び出会うの...「resurrectio」
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無秩序の腹優しく撫で
掌から伝わる鼓動
血潮巡る音楽
OoEXZI:...「OoEXZI:<LIA」
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「調性」
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向かい合って喉を潤す
喉を通り腹を満たす
些細な言葉 絡み合う指を
中身のないのは本当に言葉なのか
気づいてはいるけど
言ってはいけないと分かってる
残酷な人だと とても酷い人だね
消えてしまえばいいのにって
心も体も頭の中ですら
奈落の底最果ての場所ただ...「嫉妬」
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マミィ色の花を眺めた時は
僕は遠い貴方を想った
不安定な僕の感情が
平気なフリしてる僕を見ていた
ベージュ色のジャケットを羽織って
必死に黒い腹を隠したり
愛が不足し続けるこの僕が
生まれ育ったのが罪なんだろうか
甘い風の香り石鹸の匂い
桜に囲まれて帰る子供...「春、午後の昼下がり」
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はじめまして
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あの女はもういない
僕を捨てて行ったのさ
消えたくなる夜
あの女は去り際言った
「もう私に近づかないで」
僕を消しに来る夜
ワイングラスを揺らしては
零れる笑みはぎこちない
夜の中動く動く
君と見たかった朝...「いけない夜」
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あの女はもういない
僕を捨てて行ったのさ
消えたくなる夜
あの女は去り際言った
「もう私に近づかないで」
僕を消しに来る夜
ワイングラスを揺らしては
零れる笑みはぎこちない
夜の中動く動く
君と見たかった朝...「いない夜」
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朝のシーツ、うつつと朝珈琲
眠気覚ましに顔を洗って
僕の一日は少し早めに始まる
砂糖を入れず飲み込んで
ギターを片手に楽譜を取り出して
調律したギターで一音ずつ探り
唇から零れる音を書き残して
今日も僕は歌を作る
僕の大好きな声
その寂しそうな高音で歌って欲しい...「歌」
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400ml愛を全部あげる
僕の体温を全てあげるよ
特別だらけの僕の体液
君がそれを受け入れないと知っても
白い部屋の中横たわる君
眠ってる眠ってる
何で、僕と君は型(かた)が
違うだけで駄目になる
君が求める物は
僕の中には無い 僕には無い...「型」
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ずっと僕の傍にいて
変わらないままの君でいて
泥沼の中、君だけが光
大きな物を失った
過去に縛り付けられ
感情も情緒も無くなって
僕は息をする人形に変わってく
ずっと僕の傍にいて
幼いままの君でいて
暗闇の中、君だけが希望...「ホウセンカ」
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信じてみるよ神様とやらを
今だけ信じてみるよ
利用するだけして
捨てるのは人間同じ事
聴いてくれ聞いてくれ
聞いたフリで良いから
僕の反省を聞いてくれ
朝起きて動いてご飯食べ出かける
勉強してバイトして帰宅する
ご飯食べ洗ってベットに入り眠る...「懺悔」
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どうやら迷ったようだ
この暗い道筋地べたなぞりながら
轍を探して這いずり行く
どうやら迷ったようだ
この暗い場所は誰もいない
道を聞く事すら出来ない
考えるたび空回って
やろうとする度邪魔され
惨めな僕にお決まりのセリフ
「消えてしまえ」...「底」
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綺麗な青の絵の具で描いた
空と雲だけのただの絵を
誰も褒めない誰も認めない
不思議な感情湧きました
汚い茶色で絵の具で描いた
細かい部分に拘る建築画
誰も見ない誰もいない
涙を絵の具に混ぜながら
ねえ 描きたい物など
どうでも良かったの...「良い物が出来るまで」