綺麗な青の絵の具で描いた
空と雲だけのただの絵を
誰も褒めない誰も認めない
不思議な感情湧きました

汚い茶色で絵の具で描いた
細かい部分に拘る建築画
誰も見ない誰もいない
涙を絵の具に混ぜながら

ねえ 描きたい物など
どうでも良かったの
描きたい描きたい
だったら私を描いてよ 


出来ない描けないやりたくない
出来上がる物が全く違う
信じて調べて描き続けて
まったく違う顔になる

出来ない描けないやりたくない
出来上がった物を愛せない
信じて調べて描き続けて
本当すら分からないくせに


綺麗な緑の絵の具で描いた
神秘な森と女神の絵
誰も知らない誰も見つけられない
どこか寂しげな絵になりました

汚い灰色の絵の具で描いた
ただの高い壁の絵を見て
初めて君は呟いた
素敵だ素敵だ喜んで言った

ねえ 描きたい物など
端からどうでもいいのいいの
結局いいのよ私なんかより

出来ない描けないやりたくない
考えても同じ物ばかり
信じて調べて描き続けて
全てがグチャグチャ癖になる

出来ない描けないやりたくない
正しい愛すら描けないクセに


雲の空だけの絵画でも
神秘な森の絵画でも
細かい拘る建築画
灰色のただの壁の絵も
愛せないならただのゴミ

描いても描いても愛せない
心を描かなきゃ愛せない
描いても描いても愛せない
影だけ描いても救われない

出来ない描けないやりたくない
結局私を描かずのままね
信じて調べて描き続けて
今度は何を描くのかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

「良い物が出来るまで」

あるあると放っておけない感じで
鬱に近いですがそんな物よりももっと
単純で簡単なイメージです。

もしかしたら、画家が本当に描きたい
何かからの目線かもしれない
そうじゃないかもしれない

ネタ
自殺しそうな少女の興味をひくため
少年はどんだけ良い絵をかいても愛さない
そんな少年に少女はどんどん惹かれていく
でも少年は毎日良い絵ばかりを貶しても
いずれは少女が飽きてしまうと思い
ただの壁の絵を褒めた
ただの冷たい寂しい怖い壁の絵を褒めた少年に
ついに惚れてしまった少女は
少年に心がないのだと勘違いしてしまう
だから少女は少年の為になりたいと思った

閲覧数:39

投稿日:2014/03/29 05:08:19

文字数:631文字

カテゴリ:歌詞

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