タグ「恋」のついた投稿作品一覧（50）

（Aメロ）
そうか
あなたが　大きな　つづら
惨めに　汚れ　かすれた鳥が
カナリアになる夜
あなたのために　囀ずった
終わりのなき演舞
（Bメロ）
罪な男、と罵り一つ
あなたと　別れた日の　空は...

（サビ）
可愛い女子に　なれば良かった
漫画のヒロインみたいに
細い足で大きな胸の
甘え上手に　なれば良かった
仕事とどっちが大事なの、
今夜は寝ずに電話してよって
ピンクのフリルとレースで武装
「大事な　君のことばかり　考えてる」
なんて　ウソ吐ける女に　なれば良かった...

（Aメロ）
冷めた愛が　二度と
アツくならないのと　同じよ
スープは冷めないうちに　ねぇ
いただくものでしょう
よく磨いた　銀のナイフで
その割れた　おなかを開いて
あなたの　本心
抉って　並べて
食べてあげるわ...

(サビ)
これで サヨナラなのね ダーリン
私のことは忘れてね
いいから 幸せになるの
愛してるから お別れしましょう
あなたの口が くれた 赤の首輪
あの子に 譲るわ
(Aメロ)
付き合いはじめは ベッドの上で
別れ話も ベッドの上で...

（Aメロ）
青い鳥の　その羽根を　穢したのは誰？
歩けぬ足に　重く　圧し掛かる
今や　足枷となり
羽根を引き摺り
青く澄んだ　僕に　もう戻れない
その罪は誰に
（Bメロ）
湿る香りの　風が　溜まる　路地裏
ただひとつの　夢を信じ　追い掛け...

（Aメロ）
空より青い　洋館と
あまりに　広い　薔薇園と
甘えんぼうな　白い猫
こちらが私の職場です
命を捧げる　王宮の
あなたは　未来の
王子様
（Bメロ）
ほんの少し頼りない...

街で 一番人気の映画は
僕らの明日を描いてる
僕からの 別れ話に
君はまた嘘だと笑う
僕が ずっと描いていた
二人 散り散りの未来
予測できなかった君が
すれ違いの 証拠なんだね
去年 君がくれた
ゼンマイ仕掛けの ブリキのロボット...

(サビ）
全て　奪ってやるわ
あんたから
私から　奪って逃げた
あんたから
私ずっと　彼を　思っていたの
眠れないほどに
だから　今度は　あんたの
夢を　奪ってあげる
（Aメロ）...

未開の密林の奥
膜を
優しく突き破って
あなた
私の 世界へ 乗り込んだ
お持ち帰りした
悪い熱病
迷子の迷子の エセ紳士
あなたのお家は 隣町
さんざん鳴いて 野良のふり...

（Aメロ）
もう三日目（さんにちめ）の　午前二時
眠れぬ晩の　続く日々は
まるでタイムループの合間
外に響く　バイクの音
こんな時間にも誰か　働いていると
ふと思い浮かべ　今夜も
（Bメロ）
君は覚えているかい？
悪い仲間に囲まれて　僕らは出会った...

（Aメロ）
迷子の 迷子の 野良猫くん
今宵の おうちは どこですか
ナンパ行為は 慎みなさいと
おカタイね 犬の おまわりさん
（Bメロ）
ああ 真実の愛が欲しいんだと
言い訳 並べ
そこ ここ あちらの
揺れる 尻尾 追いかけた...

（Aメロ）
白いビキニが　誘惑の灯
嫌だわ　淫らな　ボクったら
近付き　焼けて　消える
あの醜い蛾みたいに
飛んで火にいる夏の虫
それでも　いいわ
欲望　満たせれば
本望
（Bメロ）...

（Aメロ）
傷付けたくないのに
傷付けてしまう
ふりをして
あなたを傷付けたい
（Bメロ）
言い寄る男を
「悪い虫」って言うけれど
そんな虫でも
食べちゃえるの...

昔昔、ダイヤの国に、其れは美しい王妃が住んで居た。
王妃と言うからには当然連れそう王が居た。
だが、ダイヤの国は商業により大発展した国。
王は忙しく世界中を飛び回っており中々城に帰らない。
しかし、優秀な王妃と名高いダイヤの王妃は、城の細々とした執務を完璧に熟しつつ、真っ赤に咲き誇った椿の花の庭園で...

（サビ）
”お別れは満月に”
決められた定めなら
”お別れは満月に”
涙をのむわ
今日も
御簾の奥で　待つから
（Aメロ）
あなたとの　恋って不思議ね
日を重ねていくほどに...

（サビ）
これで　またまた　補習が決定
間違った人に　刺さっちゃうとか
マジありえないし　恋のアロー
これで　またまた　留年決定
運命なんて分からねぇ……
（Aメロ）
俺は　泣く子も黙る　未来のエンジェル
イケメン　長身　卒後も安心
百戦錬磨の　パイセンたちが...

（サビ）
ねぇ　ねぇ
ちょっと
キミってば
どの子を選ぶの！？
この　茶色い　ステージの
上にいるのは
みんな　みんな
夢見る　乙女たち
この　茶色い　ステージは...

くるくる巻いた髪の毛に
ピンクと白の綺麗なドレス
彼女は　お花が大好きな
生まれてずっと　お城で暮らす
小さな小さな　お姫様
だけど　その日はやって来た
彼女が初めて　恋を知ったと
誇らしく語り出す
そして
王妃は蒼くなったという...

（サビ）
赤　黄　ピンク　と
綺麗に　闇へ　打ち上げられた
夜空の花は
まるで
あなたの手の上　踊らされた
私の心のようでした
あれは　そう　ひと夏の思い出
私の　恋　花火
夏も暮れた　あの夜のこと...

（Aメロ）
”さようなら　王子様”
赤黒い涙が
一粒　落ちた
”愛されたことが　罪だ”と
囁く鮫の隣で、
あなたは笑っている
（Bメロ）
傷付いた　あなたへ
目を伏せた 僕へ...

（Aメロ）
「いつかなくなるものに
かける時間ほど
惜しいものはないだろう？」と
横たわる　君に笑った
「もう一雨　来そうだね」と
呟いた君の声が　空から降った
（Bメロ）
君は　青のドレスで
胸元に　あやめを差したように...

（Aメロ）
それは　恋という　呪い
歌も　自由も
彼には届かなかった
世界だっていらないほどに
没頭
私を変えていく
嗚呼　どうして
運命のいたずらで
あなたと繋がれないなんて...

（Aメロ）
白い光が目を刺して
重い頭を持ち上げる
昨日の記憶は　ほとんど　ないな
身体に残った感覚は
こみ上げる笑いと　生暖かい汗
何事って思うけど　もう良いか
忘れるモノは
いらないモノなんだって
（Bメロ）...

（Ａメロ）
優しい　銅像
瞳はサファイア
微笑み続け　何年だろう
体温も感じない　僕の手を
あなただけが　握り締めてた
病で余命は　長くはないと泣いていた
（Ｂメロ）
僕に　ある朝
あなたが願うは...

（Aメロ）
君は僕の膝の上
この世界に　二人きり
君の髪と　同じ色の
降り注ぐ　花びら　見上げて
生温い　夜風
灯りは　満月
「君の仲間が　住んでる星だね」
冗談　言って　笑いながら
（サビ）...

（Aメロ）
遥か昔に　ある国の
王様　ついに国民の
反感買って退治され
祝う祭りが開かれた
その王　その時　１７歳
世界の全ての　美味贅沢を　手に入れてる
好みのものは
血の色　血の味　血の香り
城を　髑髏で　飾り立て...

（Aメロ）
それは　よくある　たとえに依るなら
三日月に似ている
新しい狂気
研ぎ澄ませば　銀
君の好きな色です
（Bメロ）
僕らが　今宵　耽るのは
こちらの刃（やいば）を手に取って
もぎたて　可愛い林檎が纏う...

（Aメロ）
夕焼け小焼けの　ディナークルーズ
お皿の代わりの　真っ白なシーツ
ドレスとスーツで　化けてみせ
一夜の快楽
お待ちかねよ
僕が狙うは　たわわなフルーツ
デザート一択
（Bメロ）
フォークとナイフを舌で消毒...

（Aメロ）
そうよ　あなたは　汚れた　白兎
元の色さえ分からない
誘われ　堕ちた　穴の　ゴールは
悪魔と愉楽の　不思議の国（ワンダーランド）
何枚重ねか　分からぬ夜に
はじめて　煙草の香り
（Bメロ）
繰り返しで良い
変わらなくて良い...

（Aメロ）
「僕には強い羽があるから」
黒髪　少年　空から言うの
そうして木の上
摘み取った　烏瓜
あの　朱色　朱色の
垂れた汁で　汚れたブレザー
口移し　願い　叶い
私が知った　その味は
濁り　濁った　苦い液だった...