タグ「ねこぴっくる」のついた投稿作品一覧(1130)
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乗るはずの バス一つ
乗り損ねた
通りゆく 人影も
音も途絶えた
大嫌いだったこの町も
今日で最後
腰掛けたベンチ冷える
雪が降ってる
畑から戻る頃
置き手紙に...雪が降る町
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誰にも言えず
乾いた涙も
強くもなれず
諦めてばかり
忘れることで
なかったことにして
傷つきたくない
自分が嫌いになる
抱きしめるほど
形が変わって...カタマリ
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君と並んで歩いて
君と笑って話して
思い出し笑い増えて
巡りゆく季節
時がこのまま行くなら
何処か遠くへ連れてくのにな
離ればなれになるなんて
あり得ないと思ってるけど・・・
君に愛しい気持ちを
君に優しい明日を...思いの切れ端
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1.長い道のりも
通り雨の日も
胸の箱の中
そっと開けてみるよ
ありふれた幸せ
君が待つ街角
懐かしい夕焼け
そんなことだけで強くなる
羽が生えそうな
春の陽だまりに...君のメロディー
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スマイルは大事です
優しい気持ち忘れずに
満点だとはいかないが
涙のスパイス隠し持つ
人生を振り返る
手ぶらは少し寂しいが
やるだけやった合格さ
山あり谷あり 味わって
続きます
スマイル
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瞬いて過ぎゆく
移り変わる人の世
時の流れ添うように
歩き続け ふいに止まる
風の匂いは
遠い町の
暮らし摘み取り
運んでいる
心の岸辺に
佇む 微笑み...遥かな人
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君行く道先に
朝日は昇る
足跡さえも
消してく光
振り返らずに
進めよ 今は
いつかの歌が
心なだめる
桜が咲き誇る
過ぎてく時を...君行く道
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改札抜けて
家路へと
疲れた身体
夕闇に
色んな事が
あるけれど
今日も一日
頑張った
電信柱の
上から見てる...一番星
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河原の道
自転車降りて
探したのは
君の好きな花
日が暮れても
見つからなくて
渡せなかった
四つ葉の想い
幼き日々の
今は思い出...シロツメクサ
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泣いた昨日は
まだ離れない
朝の光は
少し眩しい
鏡の前に
映した瞳
笑いたいけれど
ムリかな…
手を伸ばして
走ってた...夢の続き
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鏡の中は
メイク出来ても
素顔の心
変えられないね
昨日のことを
振り返らない
決めるけど いつも
ダメだな…
落ち込んでも
仕方ない...春の日に
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遠距離は続かないと
友達に言われたよ
重荷になるし…
面倒だよね…
素直になれない
寂しい気持ち
髪型を変えたんだと
笑う声 会いたいよ
あなたと観ると
決めてる映画...寂しい気持ち
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遠くの街並み沈む
暮れてゆく 夕日の中で
明日は明日の光
頬に触れ過ぎてく風も
諦めることと
終わらせることの
違いを確かめる度に
心は俯いてる
通勤電車を下りて
窓から見ていた景色へ...明日へ
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一日一歩でいいの
ガンバれない時あるね
それなら半歩でいいの
自分のペースで
まだ気になる
先があるなら
映画も道でも
続きがみたいね
一日半歩でいいの
それさえムリってあるね...歩み
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国を渡り
気ままな旅
その日暮らし
何処へゆこう
乗り合わせた
バスは言葉いらず
子どもたちが笑う
弦をはじく
大広場で
誰の歌でもない...旅とギター
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遮断機上がり
駅の側に
甘いパン屋の 匂いがする
空き地もいつか
ビルが建って
生まれた街も
変わってゆく
花壇並ぶ
公園通り
子ども抱いて...街へ
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学生たちが
通り過ぎる
笑顔眩しい 四月の風
懐かしくなる
桜 沿いに
自転車乗って
通った道
汗をかいて
走った日々を
違う道を...四月の光
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河原の道で
道草してる
赤いランドセルが
今日も揺れてる
休みの時間
カーテン隠す
窓の外を見ている
女の子
みんな通り過ぎるよ
だけど少し気になる...オレンジ
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カモメなら軽く
海を渡るけど
カモメなら軽く
空を破るけど
港町は
そんな迷い人
船を見つめる
何処に想い人
何処にも
カモメが...港町 カモメ
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鍵もない ドアもない
単純な迷路なんだよ
好きか嫌い
ウソかホント
思いきり蹴飛ばして
目の前の壁壊して
一か八か
吉か凶か
世の中は不平等
その場しのぎから成り立つ...迷路
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仲間同士仲がよくて
気付くと側にいた
二人浴衣姿の顔が近づき
線香花火消えた
もしもあの日がなかったら
かけがえのない日々
続いたの
失うことが怖かった
何が大切かも
友達から愛へと変わることかも...線香花火
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明日は明日の雨が降る
思い込みで怯えている
何もなく過ぎても不安は
増してるなんて
理想は現実すり替わり
時の流れ肩を抱かれ
諦めたはずでも
急に心を揺さぶる
よく笑い生きてる
よく泣いて生きてる...よく笑い よく泣いて
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話途中で居なくなる
花の小径に抜け道が
コンクリートの隙間 穴
秘密の道が続いてる
遊んであげてる
猫は猫の気持ち
猫は猫の生活が
大切な1日
気付けば すまして
ご飯どきに帰る...猫の1日
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いつの間にか
手の平返した明日が
舌出してる 日常
人生理不尽だな
真面目は報われない
所詮誰かの地図
足踏みしていたって
変えられないし
気持ちを着替えて
未来(あした)を夢見て...チェンジ
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どんな悲しみも
冬に根を張って
春に花が咲く
大地を踏みしめる
季節は巡るよ
流した涙だけ
小さな光を見つめ
ありったけの力で
誰かの心に
長い冬がくる...道しるべ
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紙飛行機も
ポケットの夢
子供の頃は
飛んで行けたのに
グラウンドから
聞こえる 声は
よく飛んでいて
眩しすぎる 空
うるさいくらいに鳴く
木陰の蝉...紙飛行機
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笑った顔を 胸に抱いてる
その一歩を その勇気を くれる人
空を見上げて 息つぎをして
人の波間 紛れるよう 歩き出す
思い出すたび 優しい光
そんな思い出一つあったら頑張れる
大切な人 お守りにして
今日は雨でも心晴れなら晴れだろう
大切な人 心を守る
今日は雨でも心晴れなら晴れだろう...心 晴れ
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よく似た二人で
反発しあうよ
いないと 何だか
寂しい気持ち
気付いた想い
悩んだことも
同じなんてね
その笑顔に会いたい
明日も隣がいい
その背中を追いかけて...二人なら
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遥か山は雪化粧
森は子守唄を
北の空の故郷は
ずっと先の まだ向こう
春は緑豊かなる
広い大地 構え
姿浮かぶ 母さんが
採れた野菜 送ったと
今度いつに帰れるか
受話器越しに訊ねる...故郷
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暮れゆく 一日
遠くの街並み
見たくはないものを
見なけりゃ生きてはいけず
静かな波音に
心を寄せるよ
はぐれた鳥は
何処へ帰るのか
それでも高く
翼ひろげ飛ぶ...黄昏