マルの投稿作品一覧
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灯り消した部屋の 仄かな闇の中
窓を開けあなたは わたしを抱き寄せた
指さす夜空には 千の煌めく星
一つ流れた時 思わず祈ってた
――大切すぎて 壊れそうな想い――
嬉しさも 悲しさも
すべて信じさせていて
幾千の 夜の果てに
変わらない気持ちで
星を見ていたい あなたのとなりで…...StarLit
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最後の光 途切れたあと
――見えてくる あるはずのない
希望が…
「涼しく」と 願った朝に
透明な 雪が降るのを見た
炎熱の 陽炎う空に
迷い散る 見えるはずのない欠片
――熱ク 乾イタ、街ガ 歪ンダ
何時からか キセツなど消え
炎天に ただ融けて落ちる 世界...涼しく
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レース越しの光 瞼(まぶた)に落ちて
朝が来たと知って 目を閉じて溜め息ついたの
だって わかっている なんにも変わらない
今日が 待っていること
白いリボンを 髪に結んでも
見せる人もなくて
長いドレスに サテンの靴履き
一人で踊っても ただ空しいだけで…
まるで深い森の奥の
茨(いばら)茂る城に...Somebody loves me
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Tokyo Beat…
流れてく 光のルート越え
繋いだ手 離さずに駆け抜けよう
足元に 響くメトロの音
感じるよ ぼくらの鼓動
Tokyo Beat…...Tokyo Beat
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伸ばした指先
触れそうで触れない
あなたの吐息を
こんな近くに 感じてるのに
あなたとわたしを
分かつガラスの壁
破ることできず
こぶし打ちつけ もがいていたの
エガオ アシタ イノチ
すべて すべて 壊れていくの...Recall
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…なぜ、あたしは 泣いているのだろう?
落ちる涙 そのままで
…なぜ、あたしは ここで泣いてるの?
何も なくしてしていないはず…
いつの間にか 迷い込んだ 見知らぬ街角
忙しげに 行き交っている 人込みの中で
立ち止まって 覗きこんだ 明るい show window
飾られてる 白い靴が
ぼやけ...なぜ…
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いつか あなたと二人で
撮った 曇り日の写真
手と手 繋いで 空を見上げ笑ってる
それは 遠い 幻影
はらはら落ちる 花は
てのひらの中 消えて
あなたの姿 探す
いつも 儚い、眠りの中で…
いつか わたしの心が
粉々に 砕け散ろうとも...儚い眠り
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長き夜を越えて
明け初める日と
木々の梢を渡りゆく
風の一片にのせて
密やかにおくる
目覚めの祈り
天と地の 果ての果てまで届き
安らぎの息吹きで 満たせよ
ああ… 永久に続く
この空の深き青さ...folge unendlich
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朱く滲む 天の高みから
降りてくるよ 壊れた翼の欠片
それは雪じゃなく
積もることもなく
ただ消える ぼくの手のひらに
一つの扉の向こう
幾千の道がある
どの道を辿ってみても
貴方の姿はない
冥く歪む 海の澱みから...Closed Circle
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もっともっと 歩こう
あの丘の 上には
きっときっと あるよ
ぼくらの たからもの
きのうハチミツ なめながら
ぼくは ママに聞いたんだ
すばらしい たからものが
あの丘の上に あること
でも それは 一人では
見つけられない ものだって...たからもの
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烏珠の夜
天伝う日
ただすべてが
移ろい過ぎても
久方の雨 河くだり
遥か遠き海神へ 還りゆく
泡沫の身は 風に散り
いつか土へと 還りゆく
わたしはあなたに
あなたはわたしに...Tu fui, ego eris.
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ささやきかける声
ぼくは 耳を 澄ませる
さらさらと 崩れゆくとき
無力な手は きみを求めて
絶え間なく 降りしきる雨
無数の輪が 水面揺らして
名も知らぬ 銀色の花
無数に咲く 闇を彷徨い...Eternal Rain
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