あの季節巡り来れば

肌寒い　季節来て
思い出す　君との思い出
時が過ぎ去っても　消えないこの想い
どうすれば　忘れるの
きっともう　私には

君と会う日まで

君と居た　あの日々は
美しく光る　宝物
遊園地　観覧車
夕日を見ながら　キスしたね
あの頃は　この日々が

あの子の歌が聞こえる

１Ａ
いつも通り朝が来て
眠い目こすりカーテンを開ける
今日は生憎雨が降ってて
空を恨んでみたりして

硝子の夢

A
赤い風船が　空に飛んで行く
背伸びして　掴むけど
届かなくて
B

A chain

A
僕の煙草の煙で　薄く汚れた空気と
灰色の空模様は　誰かの心みたいだ
僕の好きなあの娘と　僕の嫌いなアイツは
陰で付き合ってるって　噂が流れていたな

サクラ想イ君想イ

甘い春の風が
頬掠めて
胸に貴女を過らせる
ひらりひらりと
風に舞った花びら

遊郭蝶々

紅く色づけた店先には
蝶のように格子に閉じ込めて
飾り付けられた遊女（あたし）達は
香しい貴方を今宵も誘う
撫でて愛でて狂おしいほど

ヒューマノイドメモリー

微笑んだ貴方が　居なくなり
私のメモリー（こころ）　錆びついていくわ
光失い　動かないの
涙も流せない　私にも
その感情は　メモリー（ここ）にあるのです

UFO

疲れた目で空見上げ　溜息零した
夜中の街照らす月　輝く白く
ありきたりな毎日に　嫌気が差していて
ぶち壊してしまいたい　なんてね
そうだ　銀河の果てまで飛んでゆけたらいいのに

雨に濡れる花

雨が降り続いて街を濡らしている
君もみんなも濡れていくんだ
道の片隅には名前も知らぬ花
そっと小さく咲いている花びら
きっと誰も知らずに消えゆく

星空の約束

届かない思いだけが胸にあって
苦しくて僕には抱えきれないよ
君と見たあの星空が
今も綺麗だから
僕はその星を消して

涙の空にサヨナラ

僕らの涙　こぼれ落ちてく
雨の中に溶けていく
誰もそれに気付かない
空気のような僕達
そっと触れ合う手と手が