小説、作詞を中心に創作活動をしているフリーランスの作家です。ペンネームは綺月明兎(きづき・みんと)です。 作詞依頼や掲載作品の使用をご希望の方はお気軽にご連絡下さい。TwitterのDMの方が早く気付き易いので、そちらを御利用下さい。
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君は いつだって僕のフロンティア
視界【レール】をすり抜けて
前に、前に、前に……
闇を切り裂く太陽【サン】のように
君だけが真っ青な世界から抜け出した
退屈に侵食【慣ら】された
肢体【カラダ】では
どんな言葉も軽薄で
眠れる獅子を叩き起こさねば
時代に取り残され 追い抜かれてしまう...至高のフロンティア
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全ての音 全ての色
その全てを放棄して
心は少しずつ
崩壊【オワリ】へと向かってゆく
運命なんて信じてなかった
変わらないモノなんて
ある筈もなく
饒舌な小悪魔が僕の純情を
呆気なく攫ってしまったんだ
あの日 確実に何かが変わった...I'ts me
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痛みを 無数の傷痕にして
その青白い肌に刻む
怪訝な視線を意に介さず
薄い唇は弧を描いた
きっと 君が生きた証[アカシ]なんだね
無垢な心で 夢を語る
その姿 誇らしげで
眩し過ぎて直視できない
視線の先に 夜明けが見えた
僕も このまま連れ去ってくれ...太陽の傷痕
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眼前を通り過ぎる風
感じた気持ちを言葉に出来たなら
こんなに悩まなかったかな
君を取り返す方法を
幾つも考えたんだ
情けないくらい沢山泣いた
眠れない夜を何度も過ごしたのに
何も浮かばなくて
通知で光る一瞬を期待しながら
液晶画面を睨んでる...祈り