cたん

生まれた時から　ずっと一緒で
お前を好きになることは必然だった
だけど　お前は俺のことを何とも思ってなかった
だから　あの日
階段から落ちそうになったお前を　助けて
お前の中にある　俺への感情を変えてやった
そして　あの時から
お前の態度が変わり始めた
俺がお前の名前を呼ぶと
お前の顔が真っ赤になる...

生まれた時から　ずっと一緒で
隣にいることが　当たり前だった
だから　特別な感情なんてなかったんだ
でも　あの日
階段から落ちそうになった私を
君が助けてくれた
あの時から
私は　君の目を見ることができなくなった
君が　私の名前を呼ぶと
心臓がせわしなく脈打って　体温が上がる...

夜空から降る　無数の雪たちは
街の明かりに照らされて　よりいっそう白く見えた
溶けて、降って、積って
また　溶けて、降って、積って
ただ　それだけを繰り返す
僕は　たったそれだけのことを見て
心を痛める
"いつか　この雪のように"
"僕の中の想いも　消えてなくなるのだろうか―――？"
「白の黒」...

ここはどこ？
来た人はみんなこう言う
正常な精神(こころ)　保てるのは最初(はじめ)だけ
10分経ったら　僕のモノ
迷い込んだ　気味が悪い
知ってたハズだ
こうなることを―――
さぁ　心を差し出せ
みんなみんな　食べてきた
決して満たされないことに...

気がつくと
いつも目で追ってる
不思議な気持ち
心があたたまっていく
見ているだけ
それだけでよかった
遠くから　ただ君を
見ているだけでよかったのに
いつから違った(たがった)のかな？
僕ら確かに同じ道を歩んだ...

僕ら人間は
大多数が平凡で
天才と呼ばれる人は
ほんの一握り
僕ら人間は
大多数が普通で
できるだけ人と同じように
生きようとする
心のどこかで　自分はだめなんだ　と
勝手にレッテルを貼って(る)...

その手には何を持っていますか？
大切なものですか？
ちゃんと握ってますか？
一生離しませんか？
大切なものなら
何があっても
守り抜いてみせる
離したくないから
君を信じてる
だからずっとそばにいて...

僕の夢は何ですか？
見失った出口
完全なる密室に
悲鳴をあげるのは どちらが先か

会いたいと願ったことが
罪になると言うならば

数時間前まで思い描いていた
未来の自分は...